てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

実写映画『モンスターハンター』を観た

 

 

Amazonプライムビデオで 映画『モンスターハンターが見れるようになったとのことでtwitterで若干話題になっていた。

一応、モンハンエンジョイ勢ハンターやっている身としては気になっていた映画ではある。

 

twitter上での評判は…… まあ、そんなに良くはなかったが、あの巨大なモンスターたちとリアルな人間がどんなバトルを繰り広げるのかは若干興味があった。

というわけで、Nさんを誘ってリモート同時鑑賞してみたのである。

 

 

 

で、ざっくりした感想なんですが…

 

もうちょっとどうにかならなかったのかコレ!!

 

といった感じ。

 

視聴後少し時間をおいて執筆したので、実際の映画の内容と多少記憶違いがあるかもしれません。大きな誤りはないと思われますので、ご了承くださいませ…。

 

 

 

ストーリーの大雑把なながれ

視聴していない方向けにストーリーを説明する。2時間映画なので多少長いのは許してね!

 

 アメリカ軍に所属しているアルテミス大尉は、消息を絶ったブラボーチームを捜索するさ中、部下数名とともに黒い雷雲に飲み込まれる。

 目が覚めるとそこは広大な砂漠。どうやら異世界にきてしまったらしい。

 アルテミスたちがどうにか帰路を見出そうと砂漠を進むと、悪魔の形相の角竜・ディアブロスや巨大蜘蛛・ネルスキュラに襲われる。交戦するも、モンスターには現代兵器の効き目は薄く、部下らが次々と凄惨な死を迎える。

 アルテミスだけは辛うじて生き残り、この異世界の住人で遭難中の男・ハンターと出会う。お互いに言葉が通じず殺し合いのような喧嘩をするも、モンスターという共通の脅威を前に協力関係となる。

 アルテミスはハンターからこの異世界で戦う術や知識を得て、2人でディアブロスを討伐することに成功する。

 

 その後アルテミスとハンターの目指すべき場所に向けて進む途中で火竜・リオレウスの襲撃を受ける。2人の窮地にハンターの所属する調査団の大団長らが駆けつける。なんとか危機をしのいだ矢先、アルテミスは何故か捕縛され調査団の拠点に連行されてしまう。

 拠点ではアルテミスのいた世界とモンスターが蔓延るこの世界の関係や、世界をつなぐゲートの存在を知る。そして元の世界に戻るにはリオレウスの討伐が必須だった。

 アルテミスは調査団と協力してリオレウスに挑むも戦いの途中でゲートが開き、元の世界へ帰還。

  アルテミスは捜索隊のヘリに救出されるが、そこへゲートを通じてやってきたリオレウスが襲いかかる。リオレウスは捜索隊を悉く壊滅させ、アルテミスはまたもや一人生き残りリオレウスに立ち向かう。アルテミスがピンチに陥ると、ハンターの一矢がリオレウスを射抜く。丘の上には大団長の姿もある。

 どうやらハンターたちの世界でもモンスターが暴れまわっているらしい。アルテミスは再び異世界へと戻り、戦いに身を投じることを決意する。

 

 

以下映画の感想。

 

何がしたかったのか わからなかった

まず、全体的に何をしたくてこの映画を作ったのかがよくわからないまま終わった。

ミラジョボビッチさんを始めとする俳優さんのアクションってすげーでしょ!といいたかったんでしょうか。

物語の良さとはかほとんど感じられなかった。

 

まず現世の軍人であるアルテミスの活躍がイマイチすぎる。

アルテミスたち現代人はモンスターにやられっぱなし。まず武器が効かないのだ。

現代兵器が効かないなら「効かない理由」「モンハンの世界の武器のほうが効く理由」が欲しかった。理由がないなら軍の兵器でディアブロスの角の一本折るくらいあっても良かったのではないかと思う。ダメージが蓄積している描写がないと効いてるのかすらわからない。

最後のアルテミスの元いた世界でリオレウスを討伐するシーンでは、モンハンの世界の武器がないのでアルテミスがモンハンの世界で培ったモンスター討伐の技術が全く生かされないのも微妙。アルテミスが口に爆弾放り込み、いつの間にかやってきたハンターが弓でリオレウスを射抜くだけの簡単なお仕事をして終了である。まあ実際ディアブロスしか倒してないから仕方ないか…もっと狩猟しろよ!

現代兵器で攻撃を通す方法をアルテミスに模索させてもよかったのではと思う。まあそんな時間はなかったけど

せっかく練習した双剣もほとんど使わないのは本当にもったいない。謎の鬼人化エネルギーを映像に出すくらいなのだから、ファンタジー要素はある程度許容していると見える。ならばファンタージ―世界に免じてモンハンの武器で尻尾くらい安易に切断して見せてほしいものだ。

 

モンスターハンターのタイトルを冠するのだから、モンスターを狩猟するシーンはさぞ気合が入っているのだろう、と思いきや、ディアブロスの脳天に大剣をグイグイ突き刺したり、リオレウスの口に爆弾を放り込んであとは矢で貫くだけだったり、拍子抜けする。あんなにアルテミスを苦しめたネルスキュラも最後は結構あっさりした感じだったので、もうちょっと喜びを感じられるような討伐をしてほしかった。

個人的には 過去のモンハンシリーズのオープニング映像みたいな、ハンターがそれぞれ協力してモンスターを倒す!みたいのを期待していたが、そんなことはなかった。

 

物語の前半はディアブロスに殺されかけ、ネルスキュラの脅威に怯えるシーンがつづくのだが、まぁここは良かった。特にネルスキュラの不気味さは評価できる。

ただ、多くの人が言うように これではモンスターパニック映画だ。

いや、わかるんだよ。モンハンの世界の道理もわからないまま砂漠にほっぽりだされて、でかい化け物に襲われて銃器も効かない。仲間は次々と死ぬ。その恐怖感はよく分かるしよく伝わった。でもそれモンハンでやることなのかな?

もしこの路線で行くとするならば、最初から現実世界に現代兵器の効きにくいモンスターを召喚すればいいだけだし、モンハンの世界にアルテミスが行く必要はなかったのでは。

 

モンハンらしい生態系を見せるシーンや狩りはほぼないし、アルテミスの世界とモンハンの世界の謎の繋がりは半端なSFっぽい。ディアブロスネルスキュラが人間をメタメタに殺しリオレウスがヘリやら飛行機やらをドンドコ墜落させるのはかっこよかったけどそこを褒め始めるとモンスターパニック映画でよくなる。ヘタな人間ドラマは本当にヘタだし、アルテミスが情緒不安定な人みたいになってるし、しっかりした文明があるはずなのにハンターは野生児みたいだし、とにかくストーリーに一貫したテーマが感じられられず、どこに面白味を感じたらいいのかが難しかった。

 

ラストシーンが「俺たちの戦いはこれからだ!」って感じだったのもちょい不満。

ゴアマガラがチラッと移った時は、ゴアマガラの脅威を知っているプレイヤーとしては(シルエットがなんとなくゴアマガラっぽい?)(えっ、これからゴアマガラと戦うの!?無理でしょ…)と感じた。何も知らない視聴者であれば(だれだこれ)で終わるところでは。

謎を残すのはまあいいんだけど、その前に今作の本筋ををきちんと納得できる形に組み立ててもらいたかった。

アルテミスがまたモンハン世界に戻って戦う意義ってあるのだろうか?あんなに現世に帰る!って言ってたのに。

 

 

世界観が不明瞭だった

モンハン世界の説明が不十分だったと思う。

映画の一番最初に、砂原を走る船とその乗組員の映像がはいる。少なくとも造船できるくらいの技術と遠征できるだけの持久力を持った文明があることはわかる。

なのになんだあのハンターは精神年齢低すぎないか。野生児かと思ったぞ。

大団長やら調査団の他のメンバーが出てくるあたりで、ようやくモンハンの世界の人間もまともなんだってわかるくらい。それくらい、ハンターの行動には疑問が残る。あれは10歳の男の子なんです言われたらまあ納得する。

 

あと、ハンターの名前がハンターで済まされているあたり、映画モンハンの世界では狩人という職業は一般的ではないのだろうか。モンスターに対抗できる武器はあるものの、追い払えれば御の字くらいのものなのかもしれない。モンスターハンターってなんだ…?

仮にそうだとしたら、二人でディアブロスを討伐したのはものすごい快挙で、さらにリオレウスにも打ち勝ったのだからアルテミスはもっとちやほやされててもよかった気がする。調査団にとっては必要な人材だろうし。

 

ハンターには一般的な鳥竜種やアオアシラくらいの牙獣種くらいは一人で狩れるくらいの実力を期待していたし、そういう活躍をしてくれてもよかったと思っている。本編だけだと元々どのくらいモンスターを狩った経験があるのかは不明だ。

 

ゲームのほうのモンハンのモンスターは、基本的にはその世界の普通の生き物であって、言ってしまえばクマとかライオンとかの猛獣がでっかくなって個性的な生態系をもってるくらいの存在だ。

ディアブロスはあんな見た目だけど草食で、ゲーム中ではサボテンを食べたりしている。繁殖期は特に気性が荒くなるとか、すでにいろいろな設定がある。

映画のディアブロスはどうかというと、草も生えないような砂漠に一匹ぽつんと生命体が存在しているという異様っぷり。こいつ本当に生き物なのか?と思うくらい。銃火器がそんなに効いてないあたりで「もしかしてこいつ殺せない?」とすら感じた。

生物というよりは人間絶対コロスマンだ。モンスターパニック映画ならそれで正解かもしれないが、ディアブロスはちゃんとした生き物。人間絶対コロスマンではない。

ネルスキュラの生態はなかなかおもしろかったが、他の生き物に卵を産み付けるような行為をする割には、あの砂漠ディアブロスネルスキュラくらいしか生き物いなかったぞ。

ケルビとかリノプロスとかがいてもよかったじゃん…あ、そうなるとあの草も生えない砂漠に草を生やさなきゃいけなくなるのか…。いやいや、それにしたって、ネルスキュラが生きてるってことは被食者がいるってことじゃんね。遭難者が一人しかいないような砂漠で人間だけを食料にしているはずがない。

 

いろいろ言い始めるとキリがなくて、モンスターと人間の関係性なんかも割と不明ですよね…。

 

不要な部分が多すぎる

アルテミスとハンターの喧嘩パートがいらなすぎる。しかも長い。これは本当に必要なかったと思う。「早くモンスター狩りに行けよ…」とずーーーっと思ってた。二人のバトルシーンが不要すぎて、アルテミスとハンターの言語が違う設定はなくしたほうが良かったのではないかってくらい。

苦労して意思疎通した割にはそのあと大団長が出てきて普通に会話できてるしさぁ・・・。

 

ただし、アクションはこの二人の喧嘩シーンが一番かっこよかった。

おかしくない?これモンハンだよ!?なんで対人戦がいちばんかっこいいの!?

ハンターがリヴァイ斬りみたいにクルッと回ってアルテミスを攻撃するところとかめちゃくちゃかっこよかったよ!それディアブロスに食らわせてあげてよ!!

 

ハンターもアルテミスも、モンスターを脅威と感じているのであれば、最初から協力関係を築くべきだった。アルテミスに関してはネルスキュラの襲撃を受けて精神衰弱していた可能性は考えられるが、それにしたってあの状況で自分以外の人間見つけたらまず友好的に接触するでしょうに。

ハンターと接触したときのアルテミスの行動は狂人ムーブとしか言いようがない。遭難時に意思疎通困難で敵意バリバリな人間が側にいるのは命に関わる。仮に「あっちの世界の人間はやばい」などという話を聞いていたとすればアルテミスはハンターに殺されていてもおかしくない。

アルテミスがハンターの信仰を侮辱するような行為をしたのは正直不快だった。ハンターはキレていい。実際キレてたけど。

 

アルテミス捕縛後の喧嘩シーンもまたまた長い。

もういいじゃん…お前らやめとけ。危うく視聴者が第4の壁を仲裁に入るところだ。

 

この意思疎通の困難さや喧嘩シーンを削って、最初からハンターがアルテミスを拠点に案内するような展開があれば、もうちょっと色々できたのではないかと思う。

モンハンの世界で対人戦やってるのはギルドナイトくらいである。

 

ゲームから引用してきた部分がちぐはぐ

これはプレイヤーの視点からなので、ゲームやってない人からすればあまり気にならないところかもしれない。

 

モンハンシリーズを追っかけてプレイしている人間がまず最初に感じるのは「ネルスキュラがいるってことはMH4あたり準拠なのかな?」のあとのスリンガーやら調査団登場で「ワールド だこれ…」なのである。

「調査団が活躍する新大陸にはネルスキュラはいないはず」という感想を上げている人もいて、見る人によってはゲームから引っ張り出してきたモンスターや人物のちぐはぐ加減が気になるかもしれない。

 

私個人としては、実写映画をやるにあたって当時の最新作『モンスターハンター:ワールド』から人物を持ってくるのは話題性的にも仕方ない…というか、まあアリなのかなといった感じ。ただ、肝心のモンスターが『モンスターハンター4』準拠っぽいのがなんかヘンとは思った。『ワールド』のモンスターは一切出ないのに。この妙なちぐはぐ加減の原因は製作期間もあるのだろうけど…こっちが気を遣うような部分ではない気がする

 

 

リオレウスの立場が弱い

アルテミスが元の世界に帰るために、塔を守るリオレウスを狩らなければならない。

塔を守るモンスターってなんだ。塔を住処にしてるとかじゃないのか。

これじゃリオレウスが単純に駆除されるべき「ただの敵」だ。敵が必要だからリオレウスを配置したと思われても仕方ない。

 

塔を守っているという設定なら映画オリジナルモンスターを入れるくらいでもよかったと思う。誰も知らない、未知のモンスターのほうが攻略法を編み出すアルテミスたちに感情移入できたのでは。

 

『4』のメインモンスターだったゴアマガラは、作中で正体不明のモンスターとして何度か相対することになる。生態も不明、どこから来て何を目的としているのかも不明、見た目の不気味さも相まって「このエイリアンなモンスターを倒せるのか?」とドキドキしながら戦ったものだ。

 

手探りで攻略する緊張感をアルテミスたちと共有するには、これくらいの未知のモンスターを導入するのも面白かったのではないかと個人的には感じている。モンスターの弱点や挙動を探ったり、有効な武器を作るためにほかのモンスターから武器や防具を作ったりとか…。未知のモンスターの恐怖を感じながらも立ち向かうのはモンハンぽくないですか?まあ2時間だと厳しいのかな?この映画のやりたいことからもはずれるんだろうしな

 

リオレウスの話に戻る。

映画のリオレウスは結構でかい。そういう設定らしい。

私が映画見ててリオレウスのでかさに驚いたのは、アルテミスが元の世界に戻ってきてアルテミスのすぐそばまでリオレウスが接近してきた時だったので、タイミングとしてはかなり遅めだったと思う。

リオレウスは基本空を飛んでいるからか、なかなかサイズ感に気づけなかった。普通にみててこのリオレウスのでかさに気付けるものなのだろうか…。

でかくて強いのはそれだけでカッコいい。

けどうまくそれに気づけなかった。そこはとても悲しい。

 

リオレウスを映画のラスボスに据えるのはいいんだけど、もうちょっと因縁や「こいつだけは絶対に討伐しなきゃ!」みたいな熱が欲しかった。

結局元の世界に帰るだけなら結局リオレウス倒さなくても帰れてしまった。そのあと元の世界でバトルしなきゃいけなかったのは単に生死に関わるからって感じだったし、救援に来た軍の仲間もみんな殺されてしまったので守るべきものもないし。

 

文句ばっかり書いてごめんね でも本心です

感想と言いながら文句ばっかり書いていて本当に申し訳ないと思う。

でもそれくらい言いたいことがたくさんあった。

だって全体的にモンハンのキャラを使った何かって感じだったんだもんー!!!!!

 

一応、映画のよかったところも書いておきますね。

・生き生きディアブロスくん 鳴き声が映画で聴けるのはちょっと感動

ネルスキュラのホラー感

・アルテミスVSハンターのバトルアクション(ただし必要はなかったと思う)

・モンハンの風味

・ヘリをメタメタに破壊するリオレウス

 

こんなところでしょうか。

少なくとも、ネルスキュラに追っかけまわされるところまでの出来は良かったと思ってますよ。

 

 

 

なお私はこの映画を見た後、ゲームのほうのモンハンのオープニング映像を無性に見たくなった。

2Gや3rd、4、4GあたりのOP映像が大好きだ。

ハンターの日常とか、装備や武器がどうやって作られているのか、モンスターを狩るとはどういうものなのかをわかりやすく、そして世界観にのめり込めるように作られている。特に3rdの映像のアイルーは最高にかわいい。最高にかわいい。これだけで記事1個書く自信があるくらいかわいい。なぜ映画でアシラ猫やウルク猫をださなかったのだ

4GのOP映像では、ゲーム中でよくお世話になるクーラードリンクを飲む様子なんかも描かれており、「自分が操作しているキャラも、こんな風に狩りの準備をしているんだ!」とワクワクする。

 

というわけで、映画を見た後にモンハンのOPを見ることで私は大変満足したのであった。

 

ということで、

ねえカプコンさん、 フルCGでモンハンの映画作りませんか。

 

 

 

 

山梨土産のゆるキャン△グッズあれこれ

 

浜松在住 Nさん、お友達と山梨にお出かけ行くとのこと。

 

浜松から山梨に行くのであれば当然 高速道路を使って清水~南部町を通るはず。

つまり 『ゆるキャン△』のなでしこちゃんが南部町へ引越しした時と完全に同じルートなのだ!!

 

んんん?

それってさぁ…

 

…ってコト!?!?!?

 

 

ということでNさんにお願いしました。

「山梨土産にゆるキャン△グッズをお願いします!!」と。

 

 

 

Nさんの山梨旅から2日後。

はるばる東北の僻地に小包が届きました。

 

ウキウキ気分でさっそく箱を開けてみると、アニメ絵のパッケージが目に飛び込んでくる。

 

 

お~!アニメ舞台になった地域のおみやげっぽい~!

 

…ん?…あれ…?でもなんかいつものゆるキャンっぽくないような…?

 

 

 

ってこれ スーパーカブじゃないかー!!!!

 

 

「ゆ゛る゛キ゛ャ゛ン゛△゛って゛い゛っ゛た゛ぢゃん!!!(泣」

 

と思いながら箱の中を漁ること数秒…

 

リンちゃんいたー!!

しかも なでしこの手作りカレーをイメージしたレトルト。

 

やったー!!ゆるキャン△のお土産だー!!

 

はい。

Nさんは間違っていたわけではありません。

私『スーパーカブ』も視聴していました。

遠い昔バイク乗りだったNさんに「スーパーカブ見てみて~」っておすすめしました。覚えてます。

そしてゆるキャン△スーパーカブも山梨を舞台にした作品なんですよねぇ。

 

 

 

箱の中にはさらにゆるキャン桔梗信玄餅ゆるキャン缶バッジが入っていました。

 

桔梗信玄餅といえば、へやキャン△にて なでしこ・千明・あおいちゃんが正しい食べ方をやってましたね。

 

このパッケージにもアニメ絵を使った食べ方解説4コマが載ってます。親切設計。

 

 

缶バッジは映画仕様の千明でした。

まだゆるキャンの映画は見ていないのですが、本編よりもみんな少し大人びてて可愛いですね!

実はこの缶バッジ、Nさんが浜松のアウトドアショップSWENで手に入れたものとのこと。浜松SWENは野クル御用達のアウトドアショップ・カリブーの元ネタになったお店です。まさに聖地巡礼である。いいな〜〜

 

 

 

あ、スーパーカブのお菓子なんですが、椎ちゃんが \デーン/ と描いてあるのが珈琲キャラメル、3人がおしゃべりしているキービジュアル絵のがプリントクッキーとなっています。

珈琲キャラメルはコーヒー飴と似たような味。思ったよりコーヒーの苦味がしっかり感じられます。椎ちゃんをイメージしたというこだわりを感じますね。プリントクッキーは汎用型クッキーといった感じ。普通においしかったです。

 

おまけ・なでしこカレーを食べてみた感想

なでしこが作ったカレーをイメージしているということで 期待大。

普段は辛口カレーばかり食べているので、甘口というのはちょっと童心に帰った感じでワクワクしますね。

 

容器に移したカレーをレンジで温めていざ実食。

 

甘口というだけあって辛味はない……というか、本当に甘い

でも変に浮いた甘さじゃなくて、果物とかの自然な甘みですね。原材料でもリンゴのピューレが比較的早めに書かれています。甘めの肉じゃがとか煮物とか、そんなイメージのおいしさです。意外とこの甘みがカレーの味と馴染んでいます。

じゃがいもやニンジンもタップリ入っていて食べごたえ抜群。

辛味がないのは少し寂しい気もしますが、また食べてもいいなと思えるようなお味でした。豚骨感はよくわからなかったけど、たぶん、だしとしていい仕事してたんだと思う。たぶん。

 

しかし、辛口カレーと甘口カレーでは別の食べ物といってもいいくらいおいしさのベクトルが違う気がしますね。

甘いカレーもそれはそれでおいしかったので、結構驚いています。甘口カレーも突き詰めればかなり面白いのではないかと思いました。スパイスをバリバリ効かせた本格カレーとは正反対にありながらカレーとして成立させるのは 料理人の腕が試されそうですよね。甘口カレー、あと10年くらいしたら流行らないかな~。さすがにないか

 

 

未知のグルメ。"アペロ"という習慣。

 

 

最近とても良い食文化・言葉を知りました。

『アペロ』というものです。

 

フランス語で"食前酒"の意味を持つ「アペリティフ」の略で、夕食の前に軽くおつまみを食べながらお酒を飲む習慣のこと『アペロ』と言うそうです。お酒を飲んでリラックスしながらみんなでおしゃべりして、だんだんとディナーに移行したりしなかったりするのだとか。

イタリアにも同じような習慣・言葉があり、こちらも昼食や夕食前に軽いお酒やおつまみで会話を楽しむのだそう。

 

 

これだけ聞くと日本的な"飲み"とか晩酌なんかと似てるかなと思うのですが、考えてみると、日本には『アペロ』に該当する言葉ってないことに気づきました。そのせいか、『アペロ』という言葉を知ったとき、なんだかとてもしっくりしたような気がしました。

 

フランス・イタリアと違って、日本にはコース形式の食事というのは普段使いの食事にはないですし、軽食からディナーという移行は見られないですよね。「シメに炭水化物とか甘いものををなにか頼もうかなー」というのはありますけど、明らかにコースという立派なものではないですよね。旅館の夕食や形式的な食事のときくらいではないでしょうか。

 

日本の夕食時の飲酒のほとんどは 食前酒+おつまみ 、というよりそのまま食中酒と見なせるように思いますし、これを指す言葉は やはり『晩酌』と言う他ないような気がします。

でも、晩酌っていうとなんだか おじさんやおじいさんが食事時に飲んでるみたいなイメージが強くて、普段の食事時のちょっとした飲酒というのには少し言い方がシブい感じがしますよね。

 

アペロという習慣や、軽く飲みながら軽食をつまむ というのは日本においてもなんら違和感がありません。むしろ、「それいい!」と感じますし、ちょい飲み=アペロ と呼べるのはとても便利に感じます。

 

 

インスタやツイッターでアペロと検索すると、とてもオシャレな前菜やおつまみが出てきます。『エル・グルメ』というオシャレグルメ誌に出てきそうな、色鮮やかでおいしそうなものが多くて、みんなこんなオシャレなものを作って食べてワインなどを嗜んでいるのか…と驚いてしまいます。

海外っぽいオシャレさがとてもアペロっぽくていいな~と思うのですが、アペロをちょい飲みの意で使うのならば、もっと気さくな感じでも成立するはず。

例えば夏の夕方、ビールに枝豆、焼き鳥2,3本ならアペロと言えそうじゃないですか?

いうならば和のアペロ。

ビールを日本酒や焼酎に変えてもいいでしょう。

お酒に冷ややっこなんかもいいですね。

 

う~ん、いいおつまみが思い浮かびすぎて 軽い飲酒に留まらなさそうなのが気になりますが、楽しいおしゃべりと軽いおつまみ、そしてお酒があれば、それはもうアペロなはず。

みなさんも気軽なちょい飲みアペロしてみてはいかがでしょうか。

 

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