てれひこ屋

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【FEH】キャラ紹介してみる番外編・ラグズとは

 

ついに実装されたラグズ。

 今回FEHの世界にいち早く駆けつけてくれたのは鳥翼族のティバーンリュシオンリアーネネサラと、獣牙族のニケでした。

 

しかし、いきなりラグズと言われたってよくわからん!という方もいらっしゃるかと思います。リュシオンなんかは勝手に「ベオクが~ラグズが~」と悩んでましたね。

異世界でも悩んでいたリュシオンくん。こちらの世界でもふつくしいですね……あ、オリヴァーさん!あっち行っててください!

 

ラグズとベオクはファイアーエムブレム蒼炎の軌跡、そして暁の女神を語るうえで必須の用語になります。FEHでも実装されたことですし、原作未プレイの方向けに紹介たいと思います。

 

 

 

 ラグズとはなんじゃらほい?

蒼炎、暁の世界観を説明する上で欠かせないのが『ベオク』『ラグズ』です。

ベオクは人、つまり普通に武器を持って戦っている人間です。

一方ラグズ化身の能力を持っています。人間態と獣状態を持ち、己の爪や牙を武器に戦います。

また、ラグズはベオクよりも長寿であるため、見た目は若くても実は実年齢は100歳越えてました、なんてこともあります。

従来のファイアーエムブレムシリーズでは竜人であるマムクートがいました。チキやニニアン、ミルラなどがそうですね。それの獣バージョンと考えていただければわかりやすいかと思います。

蒼炎、暁の世界にもマムクートのような竜に変身できるラグズがいます。おそらく今後実装されることでしょう。

 

 

 

原作でのラグズ

蒼炎・暁ではラグズには化身ゲージというものがありました。ターン経過や戦闘によってゲージが貯まり、満タンになると獣になれるシステムです。化身したラグズは凄まじい戦闘力を持ちます。王族ともなればほぼ無双できるほどです。

しかし、化身していないラグズは戦闘能力が低く、まともに戦うことができません。そのため、運用を間違えると強力なユニットでもあっさりやられてしまうことがありました。

王族などの特殊なユニットは常に化身できるアイテムを持っているため、獣化ゲージの管理は不要ですが、一般のラグズは獣石による獣化や、オリウイ草という獣化ゲージを貯めるアイテムをうまく使って戦います。

 

ラグズの分類

ラグズは大きく3種類に分類されます。

四つ足の獣牙族、翼をもつ鳥翼族、竜に化身する竜鱗族

蒼炎、暁の世界では獣牙族は炎に弱く、鳥翼族は風に弱い、そして竜鱗族は雷に弱いという性質がありました。

また、獣牙族はビーストキラーという獣特効を持つ武器を苦手とし、鳥翼族は飛行しているため弓に弱いです。竜鱗族にはドラゴンキラーが効きます。

 

獣牙族をさらに細かく見ると、猫、虎、獅子、狼がいます。中でも獅子は強大な力をもっているため、獣牙族の王は獅子となっています。猫、虎、獅子はガリという国に住んでいることが多いですが、狼だけはハタリという砂漠を超えた遠い国に生きるラグズです。蒼炎の軌跡には狼はでてきません。

 

鳥翼族鷹、鴉(カラス)、鷺(サギ)の民に分けられ、獣牙族や竜鱗族とちがい、それぞれ気質が全くことなることから、別々の国を持っています

 

竜鱗族黒竜、赤竜、白竜の三種類が存在し、そのほとんどが閉鎖的なゴルドアという国に住んでいます。竜はラグズの中でもとくに長命で、能力も高いです。

 

 

FEHでのラグズ

FEHでは「ターン開始時、竜、獣以外の味方ユニットと隣接していない時」という条件を満たすことで化身状態になれるシステムになっているため、パーティの組み方や進軍の仕方で使い勝手は大きく変わります。

化身することで移動力+1攻撃力+2などのメリットがあるため、ラグズを使いこなすにはパーティの組み方をよく考える必要がありそうです

 

↑ネサラの場合。化身状態で移動+1、攻撃+2の効果が付きます。 

 

 

ベオクとラグズの確執

蒼炎の軌跡暁の女神の舞台であるテリウス大陸では、ベオクとラグズの関係が歴史を大きく動かしてきました。

ベオク(人間)の中にはラグズを半獣と呼んで差別するものも多く、ベオクとラグズの関係は決して良好なものではありません。

特にリュシオンやリアーネといった鷺の民は、故郷であるセリノスの森をベオク達の勝手な都合で燃やされて多くの仲間を失った過去を持つため、ほかのラグズたちよりもベオクに対する嫌悪感が強いようです。リアーネに関しては少し特殊なため、彼女の発言からはあまりベオクへの憎悪を感じられません

 

ベオクとラグズの関係にはこのように大きな溝があります。

しかし、中には種族を超えて関係を築いたものたちもいたようです。

 

 

『印付き』

ベオクとラグズでありながら結ばれ、子を成したものたちが存在しました。

人間と獣の間に生まれた子の体には『印』が現れラグズとしての特徴は見られません。見た目にはベオクそのものです。

このような子は『印付き』と呼ばれ、ベオクからもラグズからも忌み嫌われる存在となりました。

印付きは身体の成長が一定の時期で止まり、見た目と実年齢が一致しないことが多いようです。また優れた能力を持っている場合もあります。

ベオクとラグズの混血の子がすべて印付きになるわけではありませんが、混血の先祖を持った子孫が印付きを持って生れ落ちることもあります。両親がベオクであっても、ご先祖様に種族を超えて交わったものがいた場合、印付きになる可能性があるということです。

実はすでにFEHに実装されているキャラクターの中にも印付きと呼ばれる者が何人かいます。皆それぞれ大変な苦労をしてきた人ばかりです。

 

 

さいごに

ラグズという特殊なユニットについて紹介しました。

ベオク、ラグズという用語について少しでも理解していただけていたら幸いです。

今回個別のキャラ紹介をしなかったので、次は実装されたキャラクターの設定など説明していきたいです。

多分、ユニットの性能とかまでは理解が追い付いてないので書きませんが、原作での活躍や各キャラクターの性格、過去など紹介していきます。

 

 

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