元号が発表されるからって何か書こうとは思っていなかったのですが、結構素敵な元号だなと思ってのでとりあえず書いてみることに。 私自身あまり知識がないため、言葉や元号への理解に関して間違ったことを書いている部分もあるかもしれません。
平成に続く元号として『令和』が発表されました。個人的にはちょっとかっこいいと感じました
元号に使われる字として「令」という字は馴染みがないと報道でも言われていますね。日常的にみられる使い方としては命令の「令」というのがすぐ頭に浮かびます。
この令和という言葉は万葉集を典拠としているということで
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
から二文字取ってきたものだそうです。
今までの元号は中国の古典から引用されてきましたが、令和は日本最古の歌集である万葉集からの引用ということでなんだか少し誇り高いですね。引用部分もとても美しく感じられます。万葉集は様々な身分の人が読んだ和歌を集めたものということで、その点も「みんなで良い時代を作っていこう」という意思を感じられるようでなんだか良いですね。日本史や文学に関してからっきしの私は万葉集について久しぶりに知識を得た気がします
令の字は令月から取ってきたものですが、そもそも令月とは「何をするにも良い月」という意味だそうです。「令」の字単体では「いいつける」などの意味の他に「おきて」「よい、りっぱな」という意味もあり、今回の令においては「よい」の意味が適切だと思われます。
令和。れいわ。REIWA。
ちょっと新しい感じがして、凛とした雰囲気で、綺麗な響き。
令和が表すような良き時代を築き上げていきたいですね。
今日は自国の文化への理解を深める良い日になりました。