今週のお題「わたしの好きな色」
ということで、大変書きやすいテーマな気がしたので手を出してみたぞ。
青いものたち
寒色系の色が好きだ。
割と小さな頃から変わらずに青~緑、紫系統の色が好き。
中でも淡い青とか、水色、シアンとかは飛びぬけて大好きだ。
小さい頃はディズニーランドのお土産で青白い光を放つ棒状のライトを暗い部屋で眺めて、おセンチな気分をよく楽しんだものだ。
とにかく青っぽい寒色系が好きなのだが、一般的によく使われる青とか、事務用品っぽい青とかは全く心惹かれない。青の質というか、イメージの問題もあるのだろうが、青なら何でもいいというわけではないようだ。
例えば空の青色でも、いつまででも見ていたい空色と、雲がモクモクしているのが楽しくて見ていられる空と、見ても楽しくない空色で分かれる。
冬場にごく稀にある雲ひとつない青空。これは大好きだ。こんな日の北の空は透き通るような吸い込まれてしまうような深い空色で、いつまでも眺めていたいと思うものだ。
年明け頃のとってもきれいな青空。写真だとよくわからないが、実際に見たときの空の青さは感動的だった。この時と同じレベルのきれいな青空は本当に、めったに見ない。空色は北の空の方がはっきりしてきれいに見える。南の空は太陽の光が明るすぎるのだ。
雲がモクモクしてて楽しい空は春夏に多いかもしれない。春夏は雲ひとつない空よりも表情豊かな雲たちが浮いているのを見ていたほうが楽しい。雲の雰囲気から季節が感じられるし、流れる速度から上空の風の強さを想像してみることもある。雲の色のグラデーションもその時々によってなんだか切ない気がする。
五月の空。雲はあるけど、この時の空の青もとても綺麗だった。思わず写真を撮ってしまうほど。真っ白な雲と青のコントラストがまた良い。
北国のある街の夏空。夏の空っぽくない爽やかな空だ。北の大地は空の感じも違うのだろうか。たまたまだと思うけど。
見ていてもあんまり楽しくない空は、湿度が多くて白っぽい空だ。なんと表現したらいいのか…くすんだ空色のように感じられて、なんだか冴えない感じが好きではない。こういう時は雲もはっきりしなくて、ひたすらもやもやした空なのだ。
空の色と似て非なるのが水の青。
プールの色。きれいな川の色。どこか遠くの海の色だ。透き通った青は見ているだけで心が洗われるよう。3月に静岡県三島市に旅行に行ったのは、水の青が見たかったからといっても過言ではない。
深くて青い三島・柿田川の湧水。水面も穏やかで、ガラスが張ってあるような不思議な錯覚を起こしそうになる。
最近の水族館は大きな水塊が求められているそうだ。もはや生物に関する知見を得る場所というよりは、癒しスポットとしての役割が求められているのだろう。多くの人は青い水の塊と、そこに棲む魚たちに癒されに行っている。みんな青い世界に癒しを求めているのだ。
空や水を見ていると、自分の意識の中に深く潜っていける気がする。自分のだけの世界の閉じこもる、ともいえるかもしれない。何も考えなくとも自意識が溶けだして、何もない自分の中に浸れるのが心地いいんだろう。人はそれを「ぼーっとしている」という
いつの間にか青い色が好きになって、それが今までずっとその状態が続いているのは、すべてが無意識なのかもしれない。
余談
ずーーーーーっと青い話ばっかりしてきた。様々な事柄において、特に深い意味がなければとりあえず青系の色を選択するし、青っぽいものが好きになる場合が多い…が、この記事を書くにあたっていろいろ思い返してみると、「赤」っぽい色にも多少思い入れのようなものがあることに気づいた。
ゲームなんかでキャラメイクがあるものだと、髪の色も自由に変更できたりする。そういう場合、なぜか暗めの赤髪にしてしまうのだ。茶色よりも赤みが強い色を選ぶので、赤毛という表現で正しいと思う。
まあ、ゲームだからと言って奇抜な髪色にしてしまうとなんか違和感が出てしまうように感じているだけかもしれないが…。没頭して遊んだゲームはどれも暗い赤毛だ。PSO、モンハン。FEifは二週目以降全部赤毛だった。
たまに藍色とかブルー系の髪色でキャラメイクしてみることもあるのだが、そういうのに限ってあまりハマった記憶がない。どういうことだ
別に赤毛のキャラクターが極めて好きというわけではないし、むしろ暑苦しいキャラはそんなに好きじゃないので、暖色系がイメージカラーのキャラクターは好きになりにくい。
それでも自分が操作するキャラの髪の色だけは、青系だとしっくりこない。たぶん、これからもキャラメイクがあるゲームでは赤毛率が高くなるのだと思う。
よくわからないが、それが私のキャラメイクの癖なんだろう。
そういえばこのブログも水色+グレーがメイン、たまに赤って感じですね。純粋にそういうカラーリングが好きなのだろうか…あまり意識してこなかったけど。