毎年お中元でそうめんをいただく。多くの家庭でも同様だと思うが。
我が家では届いたそうめんをろくに食べないせいで、去年のそうめん、一昨年のそうめんがどんどん貯まっている。もはや熟成中である
さすがに3年分のそうめんの箱が積み重なってきてやばいので消費しようということになった。
おととしのそうめんはカビも生えず大変きれいな状態で箱に収まっていた。ちょっと太目で食べ応えのありそうな麺だ。
そうめんといえば、普通に麺つゆをつけ汁をする場合が多いと思う。そこに各々好きな薬味を使って味を変えていくのが一般的な食べ方だろう。
今回は薬味がなかったのでつけ汁の方を工夫することにした。
我が家では最近 果物酢を作るのが流行っている。特にベリー類の酢。リンゴ酢と砂糖、果物を入れて放置するとおいしいお酢ができるのだ。
今回はこの果物酢と麺つゆ、ラー油をいい具合に調合することで新たなつけ汁を生み出した。
果物酢は酸っぱめだが、砂糖が入っているので結構甘い。量は少なめで大丈夫。
麺つゆはお好みで薄める。
ラー油は少しでも多くても。辛みが苦手ならごま油で代用できる。
味見するとわかるが、冷やし中華のたれみたいな味がする。甘みと酸味のあるしょうゆ味の汁なので当然といえばそうだが。
薬味がないとちょっぴりさみしいそうめんだが、つけ汁を工夫すると、そうめんだけでもどんどん食べられる。おいしかった。
今回は自家製の果物酢を使ってつゆを生み出したが、麺つゆ+お酢+ごま油(ラー油)でも中華ざるそば風のつけ汁になり十分おいしい。疲れ気味ならお酢多めが大正義だ。
余談
果物酢の話ですが、イチゴ酢とかだと色がとてもきれいなんですよね。
最近、透明なお醤油がお店でも並んでいることがあるので、麺つゆを透明なお醤油を使って自分で作ることができれば、ピンク色~赤みがかった色の冷やし中華のたれができちゃうんじゃないかなーとかいろいろ考えてました。
そうめんの白色と相まってなかなか見た目にもよくなるのでは?でも一歩間違えると羽生蛇そば的進化を遂げそうなのが危険ですね
市販の果物酢もありますが、砂糖の量を自分で調整できること、漬け込んだ果実も食べられること が手作りのメリットです。
果物酢はそのまま炭酸で割って飲んでも、自作ドレッシングにしてもおいしいですよ。
我が家ではイチゴ酢から果物酢ブームがやってきたので、「イチゴ酢」で検索するとそれっぽいのが出てくると思います。分量やレシピなんかはネットで調べるとすぐ出てくるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。