てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

【日常52】スポーツ観戦を楽しめる人が羨ましい インドア派の話

 

夏。甲子園、高校球児たちの青春。

勝利のために必死で戦い、時に涙する彼らの姿を見て「これだから高校野球は大好きだ」と言う人。試合結果に一喜一憂する人。野球を見ながらビールを飲む人。

 

正直言って

羨ましい。

 

 生まれてこの方 運動部歴 0年、走るのは遅い、ボールは敵、持久力は小学生以下を自負するこの私が、羨ましいと思っている。

 

スポーツ観戦なんてまともにしたことがない。

中高生の頃、野球の応援に行ったことはあるし、大学時代には地元のサッカーチームの試合を観戦したことはあるが、それだけだ。

テレビで試合をやっていても特に集中して見られないし、点が入って盛り上がっている両親をみてビビる始末。

 

それでもスポーツ観戦に熱中できる人が羨ましい。

私の知らない楽しみを持っている人たちだからだろうか。

 

 

野球・サッカー観戦しながら飲める人が羨ましい

スポーツ観戦を楽しめる人は、スポーツのテレビ中継を理由にお酒を飲めるのだ。しかもすごく楽しそう。羨ましい。

夏なら枝豆焼き鳥とうもろこしあたりがつまみになるだろうか。スナックでも珍味でも何でもいい。なんだって大丈夫。なぜならメインはスポーツ観戦なのだから。ビールをあおりながら試合運びを見て感情を爆発させる。いい娯楽である。

 

居酒屋なんかでもスクリーンがあるところだと『スポーツ観戦しながら飲みましょう!』的なイベントをやる場合がある。ワールドカップなんかで深夜の試合をお店で観戦する人の姿をテレビでやってたりするが、まさにあれだ。店内はお祭り騒ぎになるということが容易に想像できる。知らない人たちが一緒になって盛り上がってるのはすごい。私には信じられない世界というか、一生縁のない世界だ。

 

野球は「聴くもの」になってしまっているのかも

野球の応援というのは私にとって環境BGM的な存在だ。

野球の応援歌とトランペット、観客が一斉に声を出し、盛り上がる会場の音。

小さい頃、夕暮れの車内で流れたラジオから聞こえた音だ。ものすごく退屈な車内で、何もすることがなくて、何を言ってるのかわならない解説と応援の音流れてくるラジオは、小さい頃の私にはBGMみたいなものだったんだと思う。

だからか、野球の中継の音を聞くと、いつもなんとなく懐かしいようなさみしいような気持になる。

さすがにいい歳なので野球の最小限のルールは分かるようになったが、試合を見たところでその面白さは分からない。結局、誰かが盛り上がっている音を聞いて、同調することで自分もなんとなく楽し気な気分になることくらいしかできないのだ。

 

おわりに

テレビで野球の試合を見かけるごとに「スポーツ観戦を楽しめる人間だったらなー」と思う。何かを「楽しめる人」と「楽しめない人」がいたら、「楽しめる人」のほうが人生に潤いがあるはずだ。羨ましいと思う。

前々から思っていたことではあるが、なぜ今回思い切って記事にしてみたかというと…

理由は簡単。夏だから。そして思い出すエンドレスエイト

エンドレスエイトは毎回キョンが甲子園をボケーっと見てるところから始まる。つまり、夏になるとエンドレスエイトを思い出すが、さらにそこから甲子園、野球、野球観戦できる人うらやましいよねー書いたろ!ということになったのだ。夏には憧れが詰まりすぎている。たまには思いっきり夏を感じてみたいものだ…。

まあとにかく、スポーツ観戦を楽しめる人は、楽しめない人の分まで楽しんでください。先生との約束です。謎先生

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