映画好きというわけではないんですが微妙に映画のレビューが多いのは単に書きやすいからです。みんなもレビューを書こう!
というわけで、今回は『ジョン・ウィック』を視聴しました。Amazon プライムビデオで無料配信されています。
Twitterでも「キアヌ・リーブス出演作品がプライムビデオで見られるようになっている!」と話題になってたように思います。
実はワタクシ、キアヌ・リーブスが誰だかよくわかっていませんでした。「マトリックスの人だよ」と言われて初めて「そーかー」となりました。ちなみにマトリックスも見たことはありません。キアヌ・リーブスといえばアクション映画って感じなのかも。
『ジョン・ウィック』もアクション映画です。
主人公のジョンは最愛の妻を病気で失い、妻からの最後の贈り物である子犬と暮らし始めます。ガソリンスタンドで給油中、ロシア人マフィアに絡まれ、ジョンのめちゃくちゃカッコいい車は目をつけられてしまいます。その夜、マフィアは数人でジョンの家に侵入。ジョンを痛めつけ、犬を殺し、めちゃくちゃカッコいい車を強奪していきます。
すべてを奪われたジョンはマフィア絶対コロスマンとなり戦いに身を投じるのでした。
というわけで、これはめちゃくちゃカッコいい車を盗まれ犬を殺されてしまった一般男性(大嘘)がなんだかんだあってマフィアのボスとその息子をアレしようとする話です。ストーリー自体は全然難しくないので、アクションを楽しむ感じですね。
この作品は動くキアヌ・リーブスがとにかくカッコよくて、銃でドンパチやるところとかマガジンをカチャカチャっと交換するところとかがなかなかよかったです。
ジョンは三人称視点でも使えんのかってくらい的確に敵を撃ち抜いていくし、敵の攻撃も避けまくります。
ジョンがマフィア絶対コロスマンになってからすぐ、マフィアのボスがジョン宅に手下を仕向けるのですが、「侵入したら絶対に死ぬホームアローン」みたいになっててちょっと面白かったです。ファーストステージが自宅という圧倒的アドバンテージ。ジョンを殺すことは不可能。ジョンは侵入を次々に殺します。あまりにも鮮やかに殺していくのでだんだん気持ちよくなってきます。いいぞジョン、もっとやれ
ジョンは基本マフィアの連中しか殺しませんし、一般人や戦闘能力のない女性は傷つけないか、逃がすようにしています。そういった小さな善行ポイントのおかげで視聴者はジョンをより応援したくなるんですよね。
一方 マフィアの方はジョン一人を相手に あまりにも壊滅的な被害を受けまくるので、逆に応援したくなります。
つまり「赤頑張れ!白負けるな!」みたいな感じで応援したくなります アサシン&マフィア大運動会!己の技術を競い合え!
細かい設定とかで「それはねーだろ」と思う人もいるみたいですが、この映画はとりあえずアクションやりたくてキアヌ・リーブスが無双する作品なのだと思えば、あまり深く考える必要はないんじゃないかと私は思いました。
全体的にアクションに重きをおいている作品なので、あまり考えず気軽に見始めても楽しめます。主要な人物も多くないので、私のように人の顔を覚えられない人にも易しめです。
ちょっと気分を揚げたいときや、スカッとしたいときに観るのがいいかもしれませんね。サイダーやコーラ、ビール、サワー、ハイボールを片手に観たい感じです。