今日は「好きなものを好きでい続けたおかげで、その好きなものを武器にできている人がかっこいい」という話をします。
書きたいことを書きなぐったので微妙に内容がふわふわしている気がしないでもない。
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私には密かに 応援している芸人さんがいる。
バクコメの秀作さんだ。以前は爆笑コメディアンズというコンビ名で活動されていたが、いつの間にかバクコメという名前にかわっていた。
バクコメは現在 宮城県住みます芸人として活躍している。東北民なら多少馴染みがあるかもしれない。
私が秀作さんの存在を明確に認識したのは数年前になるだろうか。
彼を応援したくなったきっかけというのは、ニコニコ超会議かなんかのスプラトゥーン体験ブースのMCだ。
そのブースでのMCの仕事は、生配信の進行に加え、「ゲームを遊んでいる人と一緒にゲーム画面を見て実況をする」といった感じ。スプラトゥーン体験ブースは純粋にゲームを触りたくて並んでいた人も多いはずなので、そういう「なんでもない人たち」を巻き込んで面白おかしく配信を進めていくというのはなかなか大変そうだった。
秀作さん含め、何人かで交代しながらMCをやっていたのだが、安心して配信を見れたのは秀作さんがMCをしているときだった。
彼の「なんでもない人たち」へのいじりはとても安心できた。
下手に面白おかしくしようとしていなくて、痛々しさもない。距離感がよかった。素人との絡みで嫌味がないのは本当に安心する。
秀作さんは配信を盛り上げようと頑張っていた。
スプラトゥーンといえば対戦中のBGMが特徴的でもある。耳に残るBGMを利用してコメントを誘導しているのはなかなかうまいやり方だった。
ニコニコ動画は画面上のコメントの量でその場の盛り上がり具合が感じられる。コメントの質よりは、コメントの量、視聴者の一体感こそが配信の面白さにつながる。
秀作さんがある程度コメントを誘導してくれたおかげで、視聴者もコメントのタイミングやポイントを掴んで面白おかしく視聴できたのだと思っている。
スプラトゥーン体験ブースのMCを見て以来、私はなんとなく秀作さんを応援している。別にファンというわけではないし、バクコメに興味があるというわけでもない。ちょっと申し訳ない
ただ、頑張っている秀作さんを応援したいという気持ちがあるのだ。
そして最近、秀作さんの頑張りがどんどん報われてきている気がする。傍目から見てですけどね
7月5日18時からyoutubeで生配信されるオンラインコンサートの司会をされるのだそうだ。すごくうれしそう。遠くからさりげなく応援している私もうれしい
秀作さんはクラシック音楽が大好きだ。
彼がニコ生なんかで夢中になってクラシック音楽について語っているのを見たときは、とても楽しそうでいいなーと思った。何よりお笑い芸人でクラシックが好きだなんて、意外性の塊のように感じられた。
最近ではyou tubeで仙台フィルハーモニーの楽団員さんとの面白い動画を作るなどしている。
上の動画なんかはあまり音楽に興味のない人でも「ちょっと見てみようかな」と思えるような内容ではなかろうか。
秀作さんはきっと、「クラシックが、オーケストラが大好き」とずっと言い続けてきたから、「好き」のためにたくさん行動してきたから、今その「好き」が彼自身の力になっているのだと思う。
「好きなこと」を「好き」と胸を張って言うのは意外と難しい。
途中で好きじゃなくなったり、自分の「好き」に大した自信を持てないことだってある。
だからこそ、真っすぐ「好き」で居続けた人は強い。
何かを「好き」であり続けて、その「好き」が武器になって身になって、ほかの誰にも真似できない個性になっている人はかっこいい。
羨ましいとさえ思う。
「好きなこと」を仕事につなげるのはそう簡単なことではないだろう。何か一つのことを追求して、それが仕事になっている人を見かけると、純粋に「すごいなぁ」って思う。
最近そういうことが多い気がする。
秀作さんが司会をされるライブ↓
日曜18時からということで比較的見やすい時間かと思います。興味のある方はぜひご覧ください。
いや、ほんと、秀作さんすごいんですよ。一生懸命貯金して単身ドイツにいって作曲家のお墓やモルダウ川見るなどのクラシック旅してますし。クラシック大好き芸人として大成してくれたらうれしいです。
今回、本当は秀作さんのことと並列に「マツコの知らない世界」にでてたイエローイエローさんのことも書こうかと思ってたんですけど、なんとなく書きなぐっていたら秀作さんのことだけになりましたね。ファンでもないのにここまで書くのはなんだか不思議な感じですが、人間的に好感が持てるということ、東北の地で頑張ってくださっていうということで、やっぱり応援したくなる…んだと思う。
