ということで、行ってきました!!仙台市秋保の山奥にある慈眼寺に!!!!
決して近いわけではないのですが、一人車で山を越え、行ってきました~!雪が降る中、個人的にはよく頑張りましたよ…緊張した…!
塩沼先生が開山された慈眼寺は、全体的にとても綺麗で洗練された雰囲気で、新しさのなかに親しみのようなものを感じる素敵なお寺でした。また行きたいです!
一般的なお寺とはちがい、お墓もなければ檀家さんもいないらしく、元の地主さんには「新興宗教かなにか?」と聞かれたともおっしゃっていました。今回の講話では慈眼寺のお話も聴けたのはうれしかったですね!
今回もMCはバクコメのお二人。
生でみるバクコメさんはテレビやライブ配信まんまで、ちょっと感激しました。配信が始まる前、バクコメのお二人が注意事項を読み上げたり拍手の練習をしてくださったりと、会場の空気を温めてくれました。
塩沼先生が会場に入られバクコメさんとの絡みが始まると、皆さんの雰囲気が今までのオンライン講演よりも楽し気な感じがしました。
実際に目の前に人がいるというのも一因かもしれませんが、塩沼先生とバクコメさんのラジオ番組が始まったことでかなり打ち解けていたからかもしれませんね。塩沼先生とバクコメさんの息がピッタリで、自然と会場に笑いがあふれていました!
後半のトークコーナーでも本当にたくさん笑わせてもらいました(笑)
そしてメインの講話。
今回の講話は今までの講演と比べても、塩沼先生が今まで出会ってきた人たち、そして視聴者・観衆の悩みや相談事に寄り添ったような内容となってたように思います。
お坊さんは、こちらとあちらを分け隔てる目には見えない小さな川を渡る…つまり出家した瞬間から「素直」と「謙虚」の世界。悪いことを注意され、躾てもらって、素直な心で受け止めて、成長していくのだそう。
今は注意されることを不快に感じてしまう人が多いと塩沼先生はおっしゃってしました。私にももちろん身に覚えがありますし、多くの人が注意されることに対してムッとしてしまったことがあるのではないかと思います。
単純な注意というのは人格の否定ではないのに、ムッとしてしまう。もっと素直に、謙虚に受け止めて、悪いことを良くしていく。そうやって成長していかないと、人は成長していかないですよね。
それから、努力が苦手という人ほど『三日間○○するだけで□□になれる!』的なものをありがたがる、という話。
これも「ああ~わかる~」と思いました。
私はその手の本はあんまり好きじゃないので手を出さないのですが、母は結構好きなんですよね。そして努力も苦手。まさに塩沼先生の言う通り(笑)
後半のトークコーナーでは、初となるリモートでのトークもありました。
お笑い芸人のオズワルドさんのお悩みを聞いて、塩沼先生が答えるという、時間的にはそんなに長くはないリモートトークでしたが、オズワルドのお二人のガチめな相談に会場も興味津々で聴いていました。
バクコメさんとオズワルドさんは仲が良さそうでしたね~。リモート終了時の秀作さんの「M-1がんばってね!」の声がとてもよかったです!
講演終了後は帰るだけだったのですが、バクコメさんは本堂に残っていらして、塩沼先生はお外でお見送りしてくださっていました。
ここからは私の個人的な反省会です…。
バクコメさんは本堂にいらしたので、頑張れば声かけられる場所にいたんですよね~!講演終了後、話しかけに行きたい気持ちはあったんですが…。持ち前の引っ込み思案を打ち破れず…。うぅ…本当は「応援しています!」の一声でもかけたかったのですが…。ホントにバクコメさんも塩沼さんも大好きで応援しているから、この講演会は完全に私得なんですよ!そのことを一言でもいいからお伝えしたい~…
それから、塩沼先生もお見送りしてくださっていたので、ちゃんと目を見て「ありがとうございました!」っていえばよかった。
そういうところで見えない壁を自分で作ってるのがいけないんです!わかっているのに!!
私は何をするにもちょっと言葉足らず、行動足らずなところがあって、ちゃんと気持ちを言葉や行動にしないと伝わらないというのは分かっているのに、いざとなると「やっぱりいっか…」ってなってしまいます。
次、もし同じように講演会があって参加できることがあれば、今度こそちゃんと感謝の気持ちを直接本人にお伝えしないといけませんね。
今回は慈眼寺さんに行った!目の前で見た!同じ空間にいた!
次はちゃんと、目を見て本人とお話しする!
少しずつレベルアップしていきましょう!
【11/28追記】
トーク中、塩沼先生が紹介されていた本は『典座教訓』でした。
音で聞くだけだと私のような無知な人間ではどんな字を書くのかわからなかったので、メモ的にここに書き残しておきます。
典座(てんぞ)というのはお寺でご飯を作る役割をもった方を指す言葉です。
道元禅師という方が料理や食材に関することを書き綴ったものらしく、塩沼さんはよく典座教訓を読まれるということでした。
典座教訓はいろんな方に訳され、解説本もでています。