てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

FEエンゲージ プレイ日記 第22章〜第23章

 

リュールちゃん無き神竜軍に与する 各国の王子王女……この先生きのこれるのでしょうか。

 

 

 

第22章 神竜と邪竜

リュールちゃん、1000年前の夢を見る。

 

赤いリュールちゃんがソンブルにとどめを刺すも、相打ちに。リュールちゃんは致命傷になりうる傷を負ってしまいます。

そこへルミエルがやってきました。

「結局正しい竜にはなれなかった」と言うリュールに、ルミエルは…

 

ルミエルは涙を流しながら「あなたなら正しい竜に生まれ変われる」と言います。ルミエルとリュールの間には本当に強い絆があるのだと感じられますね。そしてこのリュールちゃんの表情がどこか幼くて儚くてとても良い

 

 

 

そしてリュールが目覚めるとそこは………



なんか…あの……

 

 

この謎宇宙空間……

 

 

みたことあるぞ……

 

 

 

思い出のゼルコバ空間(アイビー&ゼルコバ支援B)

 

 

 

 

気を取り直して。

 

死んでしまったことを実感するリュール。

そこへヴェイルもやってきます。

どうやら素のヴェイルとしての人格が死んでしまったらしい。今は赤いヴェイルが完全に肉体の主導権を掌握しているようです。

 

ソンブルのためにずっと頑張ってきたヴェイルは「もう疲れちゃった」と言います。

 

生きる意思を失いかけているヴェイルに対し、リュールは「ヴェイルが報われないまま終わるなんて嫌だ」と、もう一度立ち上がる意思を見せ続けます。

 

ヴェイルと話をする中でリュールが凄まじいことを思いつきました。

 

「私を異形兵として復活させてください。」

な、なんだってー!?とんでもないことになってきたぞ!

 

リュールはみんなのためなら異形兵になることすら恐れないと言います。そんなリュールの言葉に心を動かされたヴェイルも、リュールのためにもう一度立ち上がる決心をしたようです。

 

 

その時神竜王城では、モーヴが赤いヴェイルに向かって必死に声をかけていました。

するとヴェイルの様子が少しずつおかしくなっていきます。どうやら本当のヴェイルと、作られた人格のヴェイルが戦っているようです。

 

ヴェイルの必死の抵抗の末……

 



 

赤いヴェイルが滅び、本来のヴェイルが体を取り戻すことに成功

ですがここで終わりではありません。ヴェイルはリュールの遺体に再び命を吹き込みます。

 



異形兵として復活するリュール!

うおお熱い!!熱い展開だ!

 

異形兵ですが生きていた時とまったく変わりない様子のリュールちゃん。ヴェイルの異形兵職人っぷりが存分に発揮された、唯一無二の名作といったところでしょうか。

 

12の指輪は役目を終え、力を失っているようです。リュールのそばに落ちていた英雄王の指輪から、紋章士を再び顕現させることができました。

 

 

しかしその姿は赤いマルスのまま。異形兵としてのリュールの顕現は邪竜の力を使ったものになるようです。

 

 

異形リュールは仲間たちを率いて、状況の打破、そして指輪の回収を試みます。

 

 

勝利条件はすべての指輪の回収。かなり異色の勝利条件となっています。

21章からの連戦ということで、メンバーの入れ替えは不可です。またこの章からヴェイルが仲間になります。かっこいい魔法とかっこいい短剣を持ったまま仲間になってくれるので、うまく使っていきたいところ。

 

ということで指輪を目指して進軍していきます。

 

まず下に向かって行きたいところですが、左側にもちらほら敵が見えます。左はあまり敵の数も多くないので、移動力の高いユニットを数人行かせると後々合流させやすいですね。まあ、私は何も考えず適当に騎馬×2、飛行×2、ディアマンド、ヴェイルという組み合わせで行かせてしまい、結果ディアマンドは早々と中央ルート組に引き戻し、ヴェイルは進軍が遅れて結果左チーム全体の合流が遅れるなどというクソ采配かましましたが

 

このマップは瓦礫が多くて動きにくいですが、逆に壁が作りやすいとも言えますね。

中央ルートから進軍する本隊は、ルイ、ブシュロン、ゼルコバで壁を作りつつ進軍。なおブシュロンは壁に向いているステータスではない

 

粗方敵を片付け、最初の指輪ゾーンへ到着。

リュールで指輪の隣マスまで移動するも、特に変わったコマンドは出ません。指輪の近くで待機すればOKです。付近の指輪がすべて回収できる状態になります。

指輪1つずつ顕現させないといけないもの思ってたので、まとめてやってくれて助かります。ただし回収は一つずつ。

 

指輪を持っていないユニットで回収すると装備してくれます。エンゲージはできません。2個目以降も回収はできますが、装備できないので注意。1個目回収時と2個目以降回収時ではセリフの差分がありました

 

指輪が回収できる状態になりつつも、すでに次の敵が押し寄せてきています。左ルートのユニットが合流できれば挟み撃ちにできる場面ですが、そうも行かず。結局中央ルート隊でなんとか処理していきます。

落ち着いたら左に落ちている指輪2つも回収できる状態にし、一気に拾っていきます。こういうのはなんとなく縁のあるユニットで指輪を回収したくなりますね。

 

アイビーさんは邪竜の力で顕現した紋章士の扱いに慣れていると話してくれます。こういうの好き。

モーヴ&ミカヤ好きです(直球)

 

途中で上から増援が来たので、上側を守りつつ全体的に下へ進軍。

ブシュロンが一人で異形竜を倒してくれる。たのもしー!

その後は左下の指輪も順調に回収。

上から敵兵が迫ってきますが、残る指輪はわずか3つ。敵を迎え撃ちつつ、同時進行で指輪を拾って終了。

 

敵ユニットは地味に手ごわいですが、基本的に指輪回収がメインのイベントマップ味が強い感じがしました。足並み揃えて進軍すれば怖いことはあまりないですね。

最悪リュールちゃん他エース3人くらいで指輪をどんどこ回収すればクリアできますし。

 

MVPはゼルコバさん。



 

クリア後。

なんとか指輪をすべて取り戻したリュールちゃん。しかし、紋章士の再顕現ができません。どうやらリュールちゃんの力は本当にもう尽きてしまうようです。

せっかく異形兵になったのに…!

 

 

 

「力が…ほしいか……?」

 

 

!?

 

紋章士たちがリュールに語り掛けます。

 

「世界を救うまで戦いたい。紋章士のように!」と強く願うリュールちゃん。

 

いつかルミエルにもらった指輪がリュールの指にはまると、紋章士のようなオーラを纏い、特徴的な蒼と赤のツートンカラーから蒼い髪、蒼い瞳に変化!

 



13番目の紋章士リュール、爆誕!!

うおおおおお!!テンションぶち上がりですわ

 

紋章士としての新たな生を受け、リュールはソンブルを打倒するため、三度立ち上がります!

 

リュールたちはソンブルが異界へ侵攻するのを阻止するため、邪竜紋を破壊することにしました。グラドロンの大地へと向かうことになります。

 

クリア後の散策にて。

宝石の味を気にするボネが面白すぎてスクショ撮った。

 

そしてやたらと綺麗なリトスの黄昏の空。ふつくしいですね。

 

 

第23章 四狗

 

最初の邪竜紋を守っているのはセピアとグリでした。

二人を固めて配置しているというのが不思議な感じがしますね。もうソンブルに忠実な部下は必要ないということなのでしょうか。

 

セピアはヴェイルを一目見ると、赤いヴェイルが消滅したことを悟ります。


 

これがセピアの本心なのかはわかりませんが、ヴェイルにとってはほんのちょっと前まで四狗は大切な存在でした。

そして「モーヴとマロンは私の騎士だ」と言うヴェイル。しかし、セピアとグリは倒すべき敵でしかありません。

 

「四狗は家族」と言いながらもマロンの命を奪ったセピアに、ヴェイルは問います。

 

 

このセピアのセリフはどこかソンブルの行動を思わせますね。

「愛故に」というセピアに、「本当の愛ではない」とリュール。

 

しかし、セピアは「本当の愛なんて持っていたことがないからわからない」と言い、話は平行線に。

やはりセピアはソンブルのために戦い、グリも「寝返ることなんてしない」と言い切ります。戦うしかないようです。

 

勝利条件はセピアとグリの撃破。

 

火山マップです。どうせ噴火したり燃えたりしてダメージくらうやつだこれ

破壊不可の岩がゴロゴロしていて進みにくそー…

 

 

……と思っていたら、セピアが邪竜紋の力を使って火山弾をぶつけて壊してくれるようです。

 

セピアとグリの会話が挟まります。

 

セピアを支えるグリ。男前だなー。

 

 

地形が変わると攻撃範囲も当然変わってきます。思わぬところから攻撃を受けないよう注意。ちなみに火山弾は物理攻撃なので、ルイのような守備高いユニットは受けてもノーダメージです。火山弾を無傷で受けきる男。つよい。

 

開幕から左右にユニットが別れています。

カムイの竜脈は竜族(リュールかヴェイル)が装備していると全種類使えるので、とりあえずヴェイルに装備させました。

ここ最近、リュールが専ら竜脈係になっていまっていて、戦力としてかなり危うい感じ。回避はあるので死にはしないけど、攻撃力不足で敵を倒せないことが多いです。終章に向けてリュールちゃんのレベル上げをしながらの進軍になります。

 

序盤は火山弾を避けながら上へと進んでいきます。狭めの通路が火山弾でどんどん広くなるのに加え、飛行ユニットが溶岩地形からドンドコやってくるので油断できません。うまく壁を作りながら進みます。

 

セピアたちは壊れる地形を優先して狙ってくれるので、地形の変化と進軍速度を合わせるといいかもしれませんね。

 

左チームはヴェイルの竜脈にクロエさんの戦闘力&杖による圧倒的援護、更にルイに持たせたナイトキラーが凄まじくよく刺さるおかげでスムーズな進軍。

 

 

一方、右チーム。

マップ中盤からは敵が結構手強く、ブレイク杖が飛んでくるなどの妨害も激しい。

そして特筆すべきは以下2枚の画像の状況。

敵のチェインガードの使い方がめちゃくちゃ上手い!なにこれ卑怯!

チェインガードしているモンクをさらにチェインガードで守るという賢すぎる戦法に参りそうになりながら、何とか敵のHPを削っていきます…。

このマップはこの場面が最もキツく、油断すると誰かが死にそうという状況が続きました。杖もフル活用しないと回復が追いつきません。

 

リュールちゃんは経験値稼ぎのために、マップ右からやってくる斧の敵を塞ぎつつ倒していきます。なおこのヘタな経験値稼ぎのせいでVSセピア、VSグリに間には合いませんでした。残念。

右チーム後半はディアマンドにかなり助けてもらいました。彼は勇者系武器をもたせるとなかなかに強い。リーフとエンゲージすれば即応で受けから入っても武器の持ち替えもできますし、スキル「太陽」のおかげで生存率が高いのもいいですね。

 

そしていよいよセピアと交戦。

守備・魔防ともに定評のあるモーヴで受けます。

 

モーヴとセピアは当然戦闘会話あり。

モーヴが「四狗は家族」という言葉を信じていたということを知ったセピアは、「意外だ」と言います。みんな四狗という居場所を大切にしたいと思っていたんですね。

ここに来てまだこれを言うんですよね!

セピアの言う、「四狗は家族」が本当に本気だったことがわかります。しかし、当然モーヴはこれを拒否。

 

 

戦闘に関しては、やはり厄介そうなのはセピアの方。スタルーク&リンに流星群をうってもらい、セピアのゲージを1個削ることにしました。

そのあとは総攻撃を仕掛けてなんとか撃破。意外と固かったので、最初に流星群で削っておいて正解でした。

 

グリも動き始めますが、周りの敵を同時に相手するのはきつそうなのでちょっと足止め。周りの敵を排除してからVSグリに移ります。

 

グリは「最後まで四狗でいる」とのこと。これが最後の戦いになりそうだというのに、グリの本心が分かりません。彼がここまで四狗にこだわる理由はなんだったのでしょうね。

こちらも総攻撃を仕掛けて無事グリを撃破。

 

MVPはスタルーク&リンでした。

 

 

クリア後。

邪竜紋を破壊したリュールちゃんたち。

今度はちゃんとお別れが言えた、というヴェイルですが、すでにグリには聞こえていないようです。セピアはまだ生きています。意外とピンピンしているように見えるんですが、本当に死ぬのか?

 

セピアによると次の邪竜紋は海の中に沈んでしまっているということらしい。そこでセピアが竜の時水晶に似た魔法具をリュールちゃんにくれました。

なんとこれを使えば地形の時を戻して邪竜紋を浮上させることができるとのこと。へえー。セピアのような魔竜族は魔法具を作ることができるらしい。へえー。死ぬ間際に設定いっぱい教えてくれるじゃん

 

時を戻すという大掛かりな魔法具。そんなものを作っては、当然製作者の負担になるようです。

 

何気にセピア自身のことも軽く語っている。

おそらくですが、この魔法具を作るためにセピアは寿命を削ったのでしょう。いつ作ったのかは不明ですが、セピアがこの戦いに勝算がないと思っていたとすれば、23章前には製作しており、ここで死ぬことはセピアにとってすでに確定していたことだったのかもしれませんね。


今更どうしてこんなことをしてくれるのかとヴェイルが問うと、セピア曰く「これが最後だと思ったら、こうしたほうがいいと思った」とのこと。

 

ヴェイルにしてみれば、最後の最後にこんな優しくされたら、セピアと分かり合えなかったことが悔やまれるといったところなのでしょう。しかし、セピアからすれば、この結末は当然のこと。

もしセピアがリュールの仲間になっていたら、邪竜紋を浮上させるにあたって、魔法具を作ることをヴェイルたちに拒まれていたかもしれません。

FEエンゲージ屈指の迷言「みんなで素潜りの練習」いただきました。

 

長々と話してしまったセピアは、リュールちゃんたちを厄介払いするように先を急がせます。

リュールちゃん一行はセピアたちを残し、その場を後にしました。

 

 

ここからはムービー。

 

残されたセピアとグリ。

すでに息絶えていたと思われていたグリが話し始めます。


グリはセピアに、「どうしてリュールたちを助けるようなことをしたのか、本当のことを言え」と問います。どうやらセピアは「自分たちはここで死ぬというのに、ソンブルだけが望みを叶えるのはムカつく」らしい。

セピアはソンブルのことが欲しくて付き従っていたわけではありませんでした。セピアが本当に欲しかったのはソンブルの子だったのです。

 

そしてセピアの口から「四狗は家族」という言葉が本気だったと語られます。

 

セピアにとっても四狗はとても大切な居場所でした。

「四狗として皆で行動していた頃が一番楽しかった」と言います。

そんなセピアに、グリは……

「守りたかったなら、壊すなよ。諦めるなら、もっと早く諦めろ。」

と、ド正論。

セピアが四狗を壊さなければ…四狗がヴェイルに付くようなことがあれば、グリもここで死ななくて済んだかもしれません。でも、それはあり得ないこと。すでにセピアが否定した通りです。

セピアは「あなただけでも寝返ればよかったのに」と言いますが、グリは「あんたを一人にできなかった」と返します。グリが最後まで四狗でい続けるといった理由がまさかのセピアだったとは…!

 

 

驚くセピア。思わず「冗談よね?」と聞き返しますが…。

 

なんつー表情してくれるんだグリ…!!!涙腺ブシュロン


もはや説明などしきれません。ぜひ実際にゲームをプレイして、このムービーをご覧くださいね!

 

グリのセピアに対する思いや感情の吐露があって、ようやくグリの行動原理のようなものが分かった気がします。

グリは最初からセピアに対して忠実だったんですね。どちらかというとソンブルの部下ではなく、セピアだけを慕っていたのでしょう。

ストーリー中、グリだけがずっと大人しくて、仲間内でも敵に対しても全然暴れないことに変な違和感を感じていたんですが、彼はセピアの傍にいられるだけで十分だったのかもしれません。だからソンブルの野望とか心底どうでもよくて、マロンのように褒められたいわけでもなく、邪竜のために戦うことに迷いも葛藤もない。四狗という居場所に対する願望がなかったんです。グリは四狗の中で唯一現状に満足していた人物だったんですね。そんなグリだから、最後まで四狗…セピアの理想の家族ごっこを続けられたんだと思います。

 

うわーーー、グリくんめちゃくちゃ熱いなー!セピアー!この幸せ者めー!この!このー!

 

というわけで、23章、セピアとグリの怒涛の告白大会でした。

結構説明臭かったし、少なくとも1000年以上生きてきた割には人間らしすぎるセピアに若干の違和感がありつつも、グリのセピアに対する感情や、一心に家族や愛を求めていたセピアのことが知れたのはよかったです。家族のように思っていてくれたグリに看取られて、セピアにとって最も幸福な最期を迎えられたと思います。

 

 

更新に余裕がなくなってきたので支援会話回収はなしです。

ストーリー終了後に紹介できたらと考えています。

 

今回はここまで。

 

 

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