てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

【自炊生活4】初小松菜と…相変わらず自炊してます

 

 

実は小松菜、買ったことがなかった。

いつもスーパーでお手頃お求めやすい価格で並べられているのは見かけていたが、なんというか、手に取ることはなく、いつも見送るだけの存在だった。

 

年中見かけるし、青菜としてはほうれん草に次ぐレベルのトッププレーヤーだろう。

 

気になってはいた。

見かけるたびに、価格のポップと目が合う気がしていた。

それでも「自分には関係ない」「どう調理していいか分からないし…」と、どこか小松菜を避けていたところがあった…気がする。

 

 

その日野菜の買い出しに来ていた私は、代り映えしない野菜たちの陳列に、どこか辟易していたのだと思う。

あれは作った。あれは苦手な人がいる。あれを作るには他のメンバーも必要だ。

思考を巡らせるうちに、私は野菜たちの前に立ちすくんでいた。

いつもなら優しく微笑み、向こうから手を差し伸べてくれる野菜たち。今日は、私に冷たい視線を送るだけなのだ。

なぜ。

私は野菜たちの事を想い返していた。

人参。安いから、と大袋で購入し、切り刻んで冷凍している。いまだに冷蔵庫には人参が眠っている。いつでも使えると思うと使わないし、なくなるのが嫌で使いにくい。

ピーマン。大量に購入したのはいいものの、ご飯のおかずにするにはチンジャオロースかピーマンの肉詰めか。ガッツリ系のおかずを好む同居人たちの前では、ピーマンはあまりにも無力だった。いつしか私は、ピーマンから目を背けていた。

キャベツ。もやし。レタス。みんな気さくで使いやすい良い食材たちだが、毎日顔を合わせると、その存在は色あせていく。

 

野菜コーナーで一人孤立していると、ふと優しい緑色の葉が目に留まった。

 

――小松菜。

 

癖が少なく、誰とでも調和できる。煮てよし、炒めて良し。だがハッキリ言ってしまえば、地味な存在である。しかし、今、私の眼前に並ぶ小松菜たちは、どこか私に救いの手を差し伸べてくれるようだった。

私に愛想をつかした野菜たちの中で、小松菜だけが、唯一私を見ている。

そんな気がした――。

 

 

そして私は本能のまま、乱暴ともとれる勢いのまま力づくで小松菜を私のものにし、そのまま自宅へと連れ込んだ。

そこからは早かった。

小松菜とは初めてだったが、まるで以前からずっと知っているかのような、すべてわかっていたかのような、スムーズな手つきで横たわる小松菜を調理していく。

アクの少ない、優しく純粋な小松菜…。私にされるがまま、汁の中でますます色づいていく。固く意思のハッキリとしていた芯も、どこか柔くほぐされていき―――

 

 

 

 

気が付いた時には、小松菜は煮びたしになっていた。

 

 

 

 

ということで、初めての小松菜調理でした!

お味噌汁にしようかと思っていたんですが、油揚げがあったので(そういえば小松菜って煮びたしのイメージあるかも?)と副菜に変更。

小鉢に一品あると嬉しい小松菜の煮びたしになりました!

こういう地味目の料理がちょっと嬉しかったりするんですよねー。

 

久しぶりの更新でしたが、相変わらず自炊の話となりました。

そういえば人参トロフィーについてのお話まだ続きを書いていませんでしたね!

今度彼らの様子を紹介します!

 

 

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