てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

稀にうらやましくなる隣の芝の青さ

自分にも他人にもない才能を持っている人を褒めちぎりたい


年末年始、自分へのご褒美的に購入したノベルゲームが大変面白くて感情を揺さぶられたので、年跨ぎ良作てれひこ大賞を授与した。こういうしょうもない賞を勝手に作って勝手に表彰するの大好き

内容を吟味してから購入したので、読み始める前からある程度はハマるだろうなという確信があったのだが、想像を上回る面白さだった。
だからやる気がない今でも、こうして文章にできている。



どういう内容かは…まあ、その、アレなので書きませんが(クソ小心者)

とにかく登場人物の心理描写というか、読者に感情移入させるのがめちゃくちゃ上手だと思った。感情移入は読者側にも左右される部分だと思うが、人物Aの視点の時はA側に思いっきり感情移入できるし、人物Bの視点の時はBに感情移入できる。それがなんだかすごく心地よかった
AからすればBは最も忌むべき人間で、A視点ではBこそ最大の悪みたいな存在なのに、B視点を経て読者がBへの理解を深めてからA視点に戻り、AもBを理解する。
流れがうまい。読者とAが乖離しない。




私は普段小説なんかは全く読まない。
好きなSFホラー作家さんの小説を少し読む程度。
SFホラーというジャンルから察せられるだろうが、これには登場人物に感情移入する必要があまりない。作者さんによって違うかもしれないが。
だからか、今回読んだノベルゲームの人物はとても魅力的で、久しぶりに心が突き動かされるような感じさえした。



うーん、内容が書けない…というか書きたくないので全くうまく説明してないが、とにかくよかったんだなぁ(丸投げ)



矛盾した行動をする人にも必ず行動原理がある。そして行動原理自体は矛盾しない。同時に存在しうる。
それは実在の人間にも言えること。

それをうまく回収して理由付けして読者に納得させるにはキャラクターの掘り下げや設定をしっかり固める必要があるんだろう。


そういうのをきちっとできる人、すごい。
創作できる人、すごすぎる。

『好き』や『表現したいこと』をただ並べるだけじゃなくて、しっかり作品として完成させることのできる人は本当にすごい
とてもうらやましい。


私はあまり『好き』を表現できない。
したこともあんまりないのかも。
私には合ってるのかどうかも自信がない分析しかできない。
人の『好き』に乗っかってばかりで、ただただ感謝するしかない。


だから感想だけはしっかりせねば。


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