黒鷲の学級・エーデルガルトちゃんクリアしました!!ノーマル&カジュアルということでそんなに苦労しませんでしたが、できるだけ味方が落とされないように攻略した結果、最後のマップで時を戻すやつ使いまくりました…逆にそれ以外はそこまでキツキツではない印象です。
今回スカウトがハンネマン先生だけだったため 途中でリシテアちゃんが加入したのですが、ステータスが微妙に貧弱だったのでリシテアのみ撤退しても仕方ないものとしました。リシテアちゃん、HP低過ぎて瞬殺されることが多々あり、最後のマップでは面倒見きれなくなってしまったので撤退してもらいました。彼女普通に強そうなので、普通に育てればエース級になりそうですね
以下ネタバレしながら感想そして考察
なお一周しかしていないのに加えてかなり記憶頼りに書いているので間違っているところもあると思います。コメントで訂正や指摘いただけると嬉しいです。
戦うのが苦手な生徒が多い
エガちゃん率いる黒鷲の学級ですが、みんながみんな、戦いたくて士官学校に来ているわけではありません。特にリンハルトなんかは血を見るのが苦手ですし、ドロテアも積極的に戦いたいわけではありません。
黒鷲の学級はエーデルガルトの印象が強すぎて、みんな戦いが得意な交戦的な学級なのかと思っていたので、「できれば戦いたくない」「人を殺したくない」という生徒の思いは結構意外でした。はじめての課題出撃で生徒たちが最初に敵を斃したときのセリフがなんだか心にグサグサ刺さります。(これが戦いなんだよ…みんな…)と心の中で思うしかありません。
特に5年後のドロテアの行動前のセリフは(この戦争が長引けばドロテアちゃんの心は壊れてしまうのでは)とひどく心配になってしまうようなものになっています。リンハルトは依然血も争いも嫌いですし。ベルナデッタは引きこもりが許される世にするためなんとか頑張っています。ベルは5年で大きく成長しました…感涙
この「戦いたくない」という黒鷲の生徒たちの心はたぶん、他の学級の生徒からみてもかなり繊細なものだと思います。2週目を金鹿の学級で始めてますが、金鹿の生徒たちはわりと躊躇せずに敵を斃してますし、戦いが苦手そうなイグナーツですら「仕方ないよね…」と命のやり取りに関しては受け入れています。最初の課題戦闘は戦いに対する意識の違いが明確に感じられて面白かったです。
青獅子はまだ全くわかりませんが、騎士道精神に溢れる生徒が多そうなので、悪党共は容赦なく成敗してくれるのではないかと想像しています。
エーデルガルト自身も、倒した敵に対して「あなたの死は無駄にしない」というようなことはよく口に出します。エガちゃんも含めて、黒鷲の学級は優しくて繊細で、理想や目標のためにまっすぐ進むことのできる子ばかりです。そんな子たちがフォドラを統一し新たな世界を形成するためにセイロス教会&王国 そしてレスター諸侯同盟までも巻き込む戦争を起こし戦っていくのは、今思えばなかなかキツい物語ですね。
やべーと噂のカスパルのとーちゃん
カスパル関係の会話でちらほら出てくるカスパルのとーちゃん・ベルグリーズ伯。軍務省のトップらしく、帝国でも恐ろしく強い将であることが度々カスパルの口から語られます。いつもは自信満々に喧嘩を売っているカスパルがビビるくらい
5年後、エガちゃんは帝国がファーガス王国を攻め入る前に、レスター諸侯同盟を攻め落とすことにします。このとき黒鷲遊撃軍が盟主となったクロードを討ちに出撃しますが、同時にカスパルのとーちゃんも同盟国の別地域に出撃するような話があります。もしかしたらちょっと違うかも…記憶があやふやです
同じ同盟国を攻め落とすならもしかしたら共闘とかもありえるのかな?どんだけ強いんだろうなーとワクワクしていたのですが、エガちゃんルートでは最後までカスパルのとーちゃんが姿を現すことはありませんでした。
これが微妙に残念…
もしかしたら他ルートで戦うことになるかもしれませんし、まだ可能性はあります。
ちなみに、カスパルのとーちゃんはもともと宰相派の貴族でしたが、エガちゃんが皇帝に即位するあたりで、実は皇帝派に寝返っていたことがわかります。(それまでの帝国は宰相のエーギル公(フェルディナントのとーちゃん)が実権を握っており、それに連なる貴族たち(ヒューベルト、カスパル、リンハルト、ベルのとーちゃんたち)も強い権限を持っているため、皇帝は無力でした)
これに関してカスパルは「もしエーデルガルトについてこなかったらとーちゃんとガチでやり合うことになってた…怖え!!」とビビってます。そんなに強いなら王都に攻め入るときにぜひ手伝ってほしかったです
闇に蠢く者と城塞都市アリアンロッド
士官学校編の最後らへんから、帝国軍と「闇に蠢く者」は協力関係にあることがわかります。もちろん手放しに信頼し合える関係ではなく、「闇に蠢く者」は常に暗躍し続けます。恐らく何か大きな目的のために王国や教会を壊滅させる必要があり、その点においては帝国と手を組んだほうがいいとか、そんな話なんでしょう。
エガちゃんルートでファーガス王国に侵攻するとき、まずは城塞都市アリアンロッドに攻め込むのですが、マップクリア後、エーデルガルトがアリアンロッドを陥落させた目的は敵将・コルネリアを殺すことにあったことを匂わせる会話があります。
エガちゃんの伯父であるアランデル公はコルネリアは帝国側に寝返る手筈だったといい、アランデル公や「闇に蠢く者」とコルネリアはつながりがあったことがわかります。
また、アリアンロッドはもとは帝国が築いていた城塞都市であり、そこを治めていた領主が王国に寝返ったことでアリアンロッドはファーガス王国のものになったという背景があります。
さらにエーデルガルトが幼少の頃、アランデル公に監禁されていたのが王国でした。アリアンロッドが王国に渡った経緯、そしてコルネリアがアランデル公と繋がっていたらしき会話から、エガちゃんがかつて監禁されていたのはアリアンロッドではないかと思います。
しかし、どうやらエガちゃんは幼少の頃にディミトリに会ってるらしい情報をちらちら目にします。かなり親しい関係だったようです。
金鹿の学級で最初の学級対抗の模擬戦をやるとき、クロードがディミトリに対して「エーデルガルトに惚れてるんだろ?」と話しかけ動揺を狙っています。クロードがなんの根拠もなしにハッタリだけで動揺を誘うとは思えません。たぶん、可能性があったからそんなことを行ったのだと思います。(結果としてディミトリは全く動じず、エーデルガルトにどんな想いを抱いているのかはわかりませんでしたが)
仮にエーデルガルトが幼少のころディミトリにあってるとしたら、単純に監禁されていたわけではなくなりますし、アリアンロッドよりも王都に近いところにいた可能性だってありますね。
また、アリアンロッドの領主・ローベ家=コルネリアというわけではないようなので、エーデルガルトがかつていた場所がアリアンロッドという推測はなんの根拠もなくなってしまいます。
エガちゃんルートでは「闇に蠢く者」の目的が何だったのか明らかにされません。しかし、かつてアランデル公の手でエガちゃんが監禁され、炎の紋章が発現するに至った経緯などから、アランデル公はエガちゃんと帝国を利用して「何か」をしようとしていたのでしょう。王道っぽい考えをするなら、ネメシスの復活を目論んでいるとかそんなところでしょうか?ネメシスが何者なのか、レアが何を考えているのか、エガちゃんルートではよくわからないので、このあたりは別ルートでわかるのかもしれませんね。
本当はヒューベルトとハンネマン先生の支援Bの内容から、ベストラ候が何を思って行動していたのかということもちょっとだけ書いていたんですが、帝国貴族と皇帝と闇に蠢く者の3勢力+アランデル公にエガちゃんという複雑な関係について読み解くのは困難でした…。そもそも貴族らの手によって皇帝の権力が奪われた事件とエガちゃん監禁事件についての理解が全然及ばなかったので、また今度改めて書きたいと思います。
というか、たぶんエガちゃんルートだけだと何もわからないよねぇ…。
結局ベストラ候が守りたかったものとは何だったんでしょうね。きっとベストラ候は単純に皇帝を裏切ったわけではなく、ベストラ家の名を汚してまで帝国や皇帝のために何かをしなければならんかったのだと思いますが…。じゃないとヒューベルトをエガちゃんの生粋の従者にするために幼少の頃から関わらせるようなことはしないと思いますし。