ということで8月、姪との夏休みの思い出作りに行ってきましたよ。
ハワイアンズは一度くらいは行ってみたいと思っていたので、ちびっこを口実に行けるとあってとてもちょうどよかった。
姪たちは関東圏在住ですが、常磐道を通ればいわき市まではあっという間。アクセスが良すぎて、「福島はホントに北関東だったんだ…」と東北民私は思いました。同じ東北の仲間と言えど、青森や秋田、岩手から比べると関東のほうが圧倒的に福島に近いのである……。
久々に姪たちと会えるので、今回はハワイアンズに1泊して思いっきりプールで遊んでもらうことにした。
ハワイアンズの公式ホテルはいろいろあって、
ハワイアンズホテル
最も安価に泊まれる昔ながらの旅館風味なホテル。畳のお部屋が基本。年季が入っている。気兼ねなく泊まれる良さはあるかも。居酒屋やカラオケルームと近いので、意外と夜の遊び方の選択肢が一番多い気がする。実は与市へのアクセスがいいかもしれない。
ウィルポート
パーク内にあるホテル。雰囲気大変良し。プールにめちゃ近いのでお子様連れには使い勝手がいいらしい。ただし大浴場が合宿所。パーク内のお風呂を使ってもらう想定かも。
モノリスタワー
一番新しいホテル。全体的にとてもきれいで最近のホテルらしい雰囲気。大浴場がでかくて面白い。
という感じでどのホテルにも特徴がある。
ハワイアンズの楽しみ方によってどのホテルが最適かは変わってきます。今回は初めてだったし使い勝手がよさそうで滞在時のイメージが一番想像しやすかったモノリスタワーに宿泊を決めました。
モノリスタワー、実は6月には予約をしていました。2か月前の時点で残りほんの数部屋だったので、結構焦った記憶がある。ハワイアンズ人気思ってたよりすごいな!
ハワイアンズの公式ホテルに宿泊する人は、宿泊日とその翌日使える入場券がもらえる。宿泊費はそこそこするけど、2日間ハワイアンズを満喫できるのだからありがたい話。
ここからは時系列に沿ってハワイアンズの旅の思い出を記録していきたいと思う。
《1日目》
チェックイン
宿泊日当日は早めに来てOK。
姪たちとの合流時間の兼ね合いで、10時頃ホテルに到着してすぐにチェックイン。まだお部屋は使えませんが、入場券とお部屋番号が記された館内案内の紙をもらえます。お部屋には13:30から入れます。
その後フロント脇の荷物カウンターに荷物を預けました。
荷物を預ける際は特にチェックインの証明などは必要ないので、複数人で来ている場合は 一人がチェックイン、一人が荷物預け と分担するとよさそうです。人が多い時はどちらもかなり並びます。
荷物を預けると札を渡されます。これはとくにお部屋と紐づけされないので、お部屋に行く際は荷物の取り忘れに注意。
10:30頃
モノリスタワー入口からエスカレーターを降り、1F 連絡通路を経由してスパリゾートハワイアンズのパークへ移動。
入場券にプリントされたQRコードをゲートにかざすと、「アロハ~♪」と元気よく挨拶してもらえます。なんかウキウキたのしい
扉を出ると、ハワイアンズのおみやげ物コーナーに無事上陸。いきなり押し寄せるハワイ土産に圧倒されつつ、ひとまず3F 更衣室(男性は4F)へと向かいます。この大階段から更衣室のあたりはなかなか古めかしさがあり、どことなく市民プール感がある。
更衣室には何度でも開閉できる400円コインロッカーがずらりと並んでいます。小銭が必要になりますが、更衣室前に両替機があるので100円がない人も安心です。パーク内のロッカーも基本100円玉がないと使えないので、ここで少し多めに両替しておくのもいいかもしれません。
それでは、いざ水着に変身!
……残念ながら私のセクシー水着写真はありません。あっても誰も得しない
ハワイアンズでは来ている水着は本当に人それぞれ。バッチリ決まった水着を着ている人もいれば、スポーティな水着を着ている人もいるし、水泳帽までしっかりかぶっている人もいる。
体感では、体形カバーでラッシュガードを着ている人が多い印象でした。私もラッシュガード着てたし。おなか周りが赤ちゃんみたいで大変かわいらしいのでね
ハワイアンズ内のショップでも水着は売っています。かなりバリエーション豊富なので、ここで買うのはまあまあアリだと思います。サイズは細かく見ませんでしたが、モノリスタワーの小さい水着売り場でも女性用で3Lまで確認しているので、一般的なサイズは網羅していると思います。子供用も豊富でした。
着替えたらいよいよパークへGO!
……と思っていましたが、姪たちもそろそろ到着するということだったので、水着に着替え終わり次第モノリスタワーへ迎えに行くことに。
今回ホテルの予約は私がしていたので、チェックイン時に全員分の入場券を受け取っていました。なのでこれを渡しに行かないことには始まらない。
ハワイアンズはみんな気合い入れてプール遊びに来ているので、水着で歩き回っていてもそう変ではない。子供は特にそう。ただし水に濡れた状態でお土産屋さんに入るのはダメです。しっかり水分をふき取ってから入る必要があります。
ビーチサンダルについて
パーク内の移動にはビーチサンダルが便利!とは公式でも書かれています。
ハワイアンズは足洗い場から先のプールサイドと、それ以外のエリアにザックリと分けられます。足洗い場周辺は結構混雑するし、モタモタしがち。ビーサンのような、濡れてもよくて着脱しやすいサンダルを下足としてを履いておくととても便利ですよ、ということなんですね。
夏場であれば、来場時からビーサンを履いておくと荷物も少なくなっていいと思いました。コインロッカーはそこそこ荷物が入るとはいえ、ハワイアンズに来るまで履いてきた靴と一緒にタオルなども一緒に入れておくことになるので結構邪魔になった
やはり館内歩き用下足として着脱しやすいサンダルはあったほうがいいと思います。
コインロッカーについて
コインロッカーは至る所にあります。
脱衣所のコインロッカーにはお財布や着替え、バスタオルなど、プールサイドで不要なものを詰めておく
プールサイドのロッカーにはフードコートなどで使うお金やカード類、プールから上がった際に使うタオルなどの持ち歩くものをしまう
といった使い分けをするとよさそうです。
今回私は持ち歩き用荷物はプールバッグに詰め込んでウォーターパークの出し入れ自由ロッカーで管理しました。ビーチサンダルも下足入れではなく、ロッカーに入れておきました。
が、エリアを移動する場合はその都度持ち歩いたほうがいいと思うので、使い切りにするか出し入れ自由のものにするかは遊び方によって使い分けるといいと思います。
プール遊び
姪たちの着替えを手伝ったらようやくプールへ出陣だー!
脱衣所の出口からは階段を下りてすぐウォーターパークに行けるようになっています。うきわの空気入れも脱衣所のすぐ近くに2つだけあったので、そこで空気を入れていきました。意外と穴場でした。
姪たち、まだまだちびっこです。しかもうまく泳げません。
ということで、まずは浅いプールのワイワイオハナで遊んでもらうことに。ここはすべり台があるので、子どもたちは結構楽しんで遊んでいました。つり橋を渡って行く急なすべり台もありましたが、そちらはビビッて挑戦しなかった模様。
しばらくすべり台を満喫したところで、次は流れるプールへ。
この流れるプールが大ヒット。ぷかぷか浮かんでいるだけで楽しいらしい。流れが速いところは私も楽しかった。一度流れに足を掬われて水に沈むなどした。頭の先までずぶぬれになる予定はなかったのでちょっと恥ずかしかったが、あ~~プール~~って感じでよかった
この流れるプール、壁が水槽になっていて、サメとか南の海のお魚が泳いでいるというオマケがついていて地味にすごい。これ管理するの大変だろうなーと思った。おかげさまでとても楽しかったです。ハワイアンズの人ありがとう!
大プールは深さが120cmあり、子どもたちには深すぎるということであまり遊びませんでした。小学生姪はパパとともに果敢に挑んでいました。まあ浮き輪があれば割と平気みたいです。
とても広くていい感じでしたよ。ボール遊びをしている方もいました。
ハワイアンズにはほかにも水着で入れる温泉とか、お外のエリアとかいろいろあるのですが、今回はなんと行きませんでした。今年は異常に暑かったので外で遊ばせるのがちょっと心配だったとか、姪たちが浅いプールと流れるプールで十分楽しんでいたとか、まあいろいろ理由はありますが、時間がカツカツだったのもあるなーと思います。
パーク内は結構広くて、エリアを移動するとなると一度足洗い場を抜けてサンダルに履き替え、ちょっと歩いていくことになります。それがちょっと面倒に思えました。
姪たちがせっかくすべり台や流れるプールに夢中になっているところで、わざわざ切り上げて移動する必要も感じられなかったですし、ウォーターパーク内のコインロッカーからタオルをとってくるのもちょっと面倒だった。
つまるところ、移動が面倒だった…。
いや本当は全エリア回りたかったんですけどね。スパエリア行きたかったし、お外のプールで遊んでいる姪たちも見たかった。いろいろ行ってみたい気持ちはあったんだよ…。
お昼・レストランパーム
13:00を過ぎたあたりでお昼を摂ることに。
ハワイアンズにはフードコートやレストランがいろいろある。遊んでいる途中でも利用しやすいのは間違いなくウォーターパークにあるフードコート。ハンバーガーやロコモコ丼、クレープ、ジュースとなんでもござれ。
……なんですが、この日は食事スペースの休憩所もいっぱい。椅子取りゲーム状態。父母は待つのが嫌だったのか、休憩所のとなりになる水着ではいれるレストラン、パームを利用することにした。
まだまだお昼時だったと思いますが、待ち時間0分で入れて、人も少なかったです。
パームはビュッフェスタイルのレストラン。8月は中華フェスっぽい感じで、中華スープやシュウマイ、春巻きなんかが並んでいた。
姪はプールから上がった後寒そうにしていたので、温かいものが食べれるのはよかったです。
ライチも並んでいた。ラッキー。
モノリスタワー
15:00頃、プール遊びを切り上げて、ホテルのお風呂に入るためにモノリスタワーに戻りました。
フロントにて、チェックインの時にもらった部屋番が書いてある紙を見せつつ鍵をゲット。この時幼稚園生の姪を連れていたためか、フロントのお姉さんの眼差しが妙に優しかったように思った。違うんです!この子は私の子ではないんです!!
今回は2家族でのお泊りだったので、お互い連絡しやすいようにコネクトルームを頼んでいました。公式ページから予約時に、備考欄にコネクトルームを希望する旨を書いておくとそのようにしてもらえると思います。コネクトルームは隣り合った部屋を防災扉みたいな重い扉でつないでいるヤツで、部屋の内容としてはジャパネスクルームになります。
部屋着のムームーに着替えたら夕食の前にお風呂へ。
モノリスタワーの大浴場は広くていい感じ。ちょっとした遊び心のあるつくりになっているので、子供は探検するのが楽しいかもしれない。洗い場と浴室がドアを隔てて別になっているのもよかった。
モノリスタワーの宿泊者しか利用できないからか、大浴場はすいていました。広々していて気持ちがよかったです。
ジャパネスクルームで3人以上宿泊する場合、お布団を敷いてもらえます。
私が宿泊した日はなかなか混んでいたようで、夕食の時間が終わってもお布団は敷かれていませんでした。日によって時間はまちまちになるのだと思います。
夕食
夕食もビュッフェスタイルです。
特に都合が悪くなければ17:00~の回になるとのことでした。
料理はまあまあおいしかったと思います。とくに小皿料理は凝ったものが多い印象でした。ただ、数自体がそんなに多くなかったので、出会えたらラッキーくらいの感じだったように思います。
目の前で切ってくれるローストポークは柔らかくてとてもおいしかったです。
しかし、ここで料理被りを見つけてしまう…。春巻き、中華スープ……。そう、お昼にパームで食べたのと同じ!!
まあハワイアンズの中だからねえ。そういうこともあるよな。
というわけで、ハワイアンズ公式ホテルに宿泊予定の方は、お昼はできればフードコートを利用するといいですね。私もハワイアンズのハンバーガーとか食べてみたかった……
お酒類はいろいろありました。今回はビールの飲み比べセットを飲み倒すことに。
注文方法は客席周りにいるスタッフさんに直接お願いする形でした。このへんタブレットでもできるようになるとありがたいなー。
姪はビジュアルに惹かれてモクテル的なものを頼んでいたが、独特な風味であまり進まなかった模様。そりゃそうよね、だってノンアルコールカクテルって、基本お酒飲まない成人向けだもんね。でも、やっぱりレイが飾られてパイナップルが差してあるというビジュアルがいいのか、似たようなの頼んでる小さい子は多かったですね。
夜のハワイアンズ
夜のポリネシアンショーを予約していましたが、それまで時間がある。
そこでパーク内の江戸情話与市へと繰り出しました。というかこの時間にいかないとあと一生行けない気がしたので行った
与市はなかなか風情ある場所で、縁日っぽい射的とか輪投げとか、駄菓子屋さんがありました。
姪たち、10個まで駄菓子を買ってもいいとのこと。私も真似してお菓子を買ってみた。
ココアシガレット、こんにゃくゼリー、ウメトラ兄弟、フルーツソーダ餅、きびだんご、わさびのり、パチパチキャンデー、そして謎のマギーおばさんのチョコチップクッキー。
10個選べませんでした。意外と多かった……。ねり飴とか買えばよかったな。
その後もまだまだ時間はありましたが、昼間のプール遊びの疲れもあったのでお部屋で暇をつぶしてからポリネシアンショーへ。
20:30からの回で、姪たちが寝てしまわないか心配でしたが、小学生姪は最後までしっかり見ることができました。幼稚園生姪は途中でギブ。汗をたっぷりかきながら眠りについていました。
ポリネシアンショーの会場は結構暑いです。私はフェイスタオルを首にかけていきましたが、大正解でした。姪を抱っこしながら見たのでさらに暑かった。
ショー自体は結構楽しく鑑賞できました。ファイアーダンスは迫力があったし、フラダンスはいろんな国のダンスが見られて見ごたえがありました。そして一番驚いたのが、音楽が基本生演奏だったこと!なんか音いいなーと思っていたんですが、ステージ左奥をみると、数人のプレーヤーが演奏しているではないですか!
とても贅沢な時間を過ごすことができました。
ポリネシアンショーの会場では結構慣れている人がいて、飲み物片手に楽しんでいる人がちらほらいました。なるほど、事前に買っておくのか。
また、ショーの撮影自体はOKなようで、スマホで録画している人も多かったです。三脚やフラッシュはNGです。周りに迷惑にならない、ショーを邪魔しない方法で撮影してね!ということでしょうね。
《2日目》
ハワイアンズの朝
母は朝からコインランドリーに洗濯へ。モノリスタワー1階にあったらしい。
水着とかタオルとか、洗っておくといいですよね。母によると洗剤はなかったとのこと。一応これに備えてジェルボールの洗剤を持ってきておいたので大正解でした。
朝食は6時台から9時頃まで。好きな時間に会場に行ってOK。
そんなに変わったものはなかった印象ですが、目の前で焼いてもらえるオムレツがおいしかったです。順番待ちで並ぶものの、チーズやトマト、ベーコンなど、お好みでカスタマイズできるのがよかったです。
ソーセージがあるのはふつうなんですが、となりにチョリソーも並んでいます。大人としてはうれしいのですが、子どもが間違って取ってしまうとちょっと辛くて食べられないなんてこともあるので注意。
朝食後、チェックアウト混み合うと聞いていたので、事前に支払いを済ませてしまうことにしました。
が、8時台でもう混んでる!しばらく並んで会計を済ませました…。
そう、ハワイアンズ公式ホテルに泊まるということは、みんな朝からプール遊びしたいと思っているわけで、8時過ぎ頃からエレベーターやフロント周辺はとんでもなく混むのである!
実際、エレベーターは待てども待てども来ないし、来ても人がいっぱい乗っててダメ、ということもありました。最終手段として階段を使う手もありますが……。
チェックアウトや朝のプール遊びなんかも大人が手分けすることでもうちっと効率よくできたかもしれません。チェックアウト後も10時までは部屋使えるとはいえ、一度パークに行ったら時間的にも部屋には戻らなかったし。
10時ごろになると今度はチェックインのお客さんも増えるので、やはり早めにチェックアウトするに越したことはないのかな~…。
2日目のプール
2日目は父母私組はプールに入らず。姪たちは朝から元気に遊んでいました。
体感として、11時ごろになると人が急激に増えるように思いました。やっぱり関東圏からくる人が来園する時間を考えると、お昼近くから混みあうのかもしれません。
私たちはお昼前にはハワイアンズを出ましたが、姪たちはフードコートでハワイを満喫してから帰った模様。特に小学生姪は前日にフードコートで見たピザが食べたかったらしく、後でピザをおいしそうに食べる写真を送ってもらった。よかったね!私おばもハンバーガーとか食べたかったよ(涙
……以上が私の初ハワイアンズ体験記でした。
基本姪たちのペースに合わせ、彼女たちが楽しむことを最優先にしていましたが、それでも結構楽しかったです。子どもたちに夏休みのいい思い出をプレゼントできたと思います。よかったー!2か月前から入念に準備しておいた甲斐があったよ…
欲を言えば、私がもうちょっとプールで遊びたかった(笑)
小さいころプール大好きだったんですよねー。今回も姪たちと一緒にぷかぷかするの楽しかったですし、もっと遊びたかったーアラサーおばのかわいくないワガママ
あとフードコート……。
ハワイアンズの客層は本当に様々で、ファミリーはもちろん、若いカップルやおじさんたちのグループなど、いろんな人がいろんな楽しみ方をしていました。
ハワイアンズには行ってみたいけど、小さい子供もいないのに楽しめるのかな……と思っている方もいらっしゃると思います。私の体感でいえば、ホテル選びやパーク内での遊び方によって十分楽しめるはずです。ホテルハワイアンズには居酒屋もありますし、大人ならではの楽しみ方もあります。与市の温泉を楽しみに行くのもいいでしょう。お土産物も豊富ですし、気軽に手軽にハワイの雰囲気を感じられて楽しいですよ。
思っていたよりウキウキ楽しかったハワイアンズ。皆さんもぜひ遊びにって見てくださいね!