いよいよリュールちゃん一行はイルシオンへ向かいます。
物語もいよいよ終盤です。
第18章 冷たい海路
イルシオンでは四狗がソルム〜フィレネでの顛末をソンブルに報告していました。
何度術をかけても元の人格に戻ってしまうヴェイル。ソンブルはヴェイルを『完全なもの』にすべく、魔法具をセピアに授け、再びヴェイルに術をかけるよう命じます。
これセピアがつけるんですかね?あの角って着脱式なの?(小声)
場面は変わって リュールちゃん一行。イルシオンに向けて船で出発です。
フィレネで最も設備が整った船を拝借したので、航海も安心。
……とはいかないのがFE。
当然のようにイルシオンの船が妨害してきます。
勝利条件は敵将の撃破。
…あれ、敵将の名前、アビュームって……
い、生きていたのかー!!!
この方、3章の美女アーマーさんです!わー懐かしい!元気だった―?
これは下級職時代のアビュームさん。現在はベルセルクに転職した模様。脱いでパワーアップするタイプのようです。
さてこのマップ。狭い船上で四方を囲まれています。上下のドラゴンナイトがちょっといやらしいのと、魔法砲台のエルサンダーが怖いですね。
宝箱も二つあります。左上の宝箱はちょっと遠いので、積極的に狙いに行かないとダメそう。一方右側は敵を倒していけばそのうちたどり着けるくらいの位置です。
さらに、右の船には戦うのに不服そうなおじいさん、リンデルもいます。これは仲間になりそう。
中央の船…これは自軍の船になりますが、火炎砲台があるのでうまく使いたいところ。どう使うのか全く見当もつきませんけど
左上の宝箱に向かうチームと、右の船を攻略するチームに分けます。
船は上下二か所から侵入できます。真ん中から直に魔法砲台へはいけません。砲台の範囲を外れつつ、敵を倒して進むような感じになりそうです。
まずは左チーム。左上の宝箱を優先して取りに行くため、下側の重装2体をフラン&カムイの竜脈で足止め。
火炎砲台を使いつつ、ユナカ、ルイ、ディアマンド、オルテンシア、フォガート、ゼルコバで上側の敵を倒していきます。
マップ上部からくるドラゴンナイトはフォガート、ディアマンドらでなんとでも処理できました。
増援で左上宝箱狙いのシーフが出てきます。飛行ユニットなら割と追いかけやすいので、シーフが宝箱を開けるまでは焦らず放置。宝箱を開けたタイミングでオルテンシアに向かわせ、強奪。
これが終われば左側の船はやること終わり。あとは経験値稼ぎ。敵をちぎっては投げちぎっては投げ…。どの章にも言えることですが、重装が面倒。やはりきちんと対策しないとだめですね。アーマーキラーやハンマーはいくつあってもいい。
魔法砲台の魔道士はエルウィンド持ちなので、迂闊に飛行ユニットを向かわせるとひどい目にあいます。
ひどい目に遭いかけました。
移動が大変なので、左チームはほとんど右に合流させず、そのまま章終了。
シグルドをつけていたルイは、なんとか敵将戦までに右に合流できました。
次、右チーム。
こっちは魔道士が多く、さらに仲間になりそうなリンデンもいるので、慎重に行きます。
みんな一発は受けられるだろうということで、ギリギリ敵範囲にはいるよう設置。魔法砲台の範囲外まで敵を釣り出します。
いきなりブシュロンがピンチ。そもそも壁の性能ではないのに、壁にしがちなのが悪い。「慎重に行く」とはなんだったのか
その後、火炎砲台でチクチクダメージを入れていきます。
槍兵を処理したところで、左の船の重装が中央の船に来そうな予感。魔道士から退避させるのを兼ねて、ブシュロン&アイクに対処してもらいます。
その後、ようやくリンデンが動き出します。
攻撃範囲1~3のトロン持ち。リンデンの攻撃範囲と剣・魔道士の攻撃範囲がぴったりあっています。厄介なことしやがる!
今回はリュールちゃんにベレトをつけているので、女神の舞を一踊り。アイビーさん、スタルーク、左から帰ってきたブシュロン、フランちゃんで一気に片をつけます。
リンデンさんはイルシオンの人間なので、アイビーさんの話を聞いてくれます。
ここでリンデンを仲間にし、手数を増やすことに成功。リンデンさんに魔法砲台を奪還してもらいます。他の敵もなんとか処理しきりました。敵の多さの割にはうまいこと行った感じですね。
粗方敵を倒したところで、アビュームさんが動き始めます。トマホーク持ちなので範囲に注意。
リュールちゃんで釣りだして叩きます。
自ターンでは倒しきれませんでしたが、アビュームさん自体はそんなに強くないのであまり問題ありません……
……あっ、リンデンさん範囲に入ってた。
これはまずいかも…。
と思っていたら
返り討ちー!
身軽にアビュームさんの攻撃を躱し、トロンを打ち込む歴戦の戦士リンデン。おみそれしました。
MVPはユナカちゃん。
クリア後、無事イルシオンの領域へ入ったリュールちゃんたち。
アイビーさんは王城や大教会からそう離れていないジーヴル港からの上陸を進言します。
船上では紋章士たちが何やら会議中。
紋章士たちの隠された力…「アレ」を使うかどうかを議論しています。
あぁ、アレね、おいしいよね。
第19章 死の港町
イルシオン王城にて。四狗が話をしています。
指輪を取られて怒なソンブル様からどんな罰を受けることになるのかウキウキなグリくん。
しかし、意外にもお仕置きは無しとのこと。マロンは「特権階級だワーイ!」と喜んでいます。唐突に見限られるフラグを立てるんじゃない
ソンブルから賜った魔法具を使って再びヴェイルに術をかけようとするセピアに対し、モーヴはヴェイルの身を案じている模様。
マロンとモーヴはイルシオンにやってきたリュールたちの足止め、セピアとグリは何やら確かめたいことがあると別行動する様子。
四狗の中にもうっすら亀裂が見え始めてきているような気がしますね。
ここからはリュールちゃんサイド。
港についたものの、街は妙に静まり返っていました。なんと、すでに街中に異形兵が蔓延っているらしい。おそらくこの港の人間はすべて異形兵にされてしまったのだろう、と一行は推測します。イルシオン王国マジで滅びる一歩手前では。
さっそく異形兵を討伐…するかと思いきや、リュールちゃんは意外な決断を下します。
「この町はすでに落とされから時間が経っている。ならば先を急ぐべき。」
時期イルシオン王となるであろうアイビーも、その決断を当然のように受け入れます。
次期国王となる王子王女たちがみんないい子で、なかなか良いシーンです。なんか、テイルズ味を感じる。RPG感が強いといえばいいのか。
そこへやってきたゴキゲンなマロンとモーヴ。
ヴェイルのことを心配するリュールちゃんにモーヴが情報を提供しようとしますが、マロンがとっさに止めます。
リュールちゃんたちは先へ進むため、マロン・モーヴと戦闘に。
マロンはミカヤとロイの指輪を勝手に拝借してきた様子。モーヴはマロンの行動を咎めますが、ゴキゲンマロンちゃんの耳には入りません。基本的にエンゲージに出てくる人物はみんなフラグ建築から回収が早すぎるので、きっとマロンちゃんもこのあと爆速で見限られるのでしょう。
勝利条件はマロンとモーヴの撃破。
市街地のほとんどが瘴気に覆われているのが特徴的。すでに攻略したくない気持ちでいっぱいです。
開始位置は船上。火炎砲台が3つに増えています。
市街地のほうは、大雑把に3つに分かれており、中央ルート手前にモーヴ、奥にマロンがいます。上下ルートにはそれぞれ異形竜が1体ずつ、訪問が1か所ずつあります。
上下ルートと中央ルートは、真ん中あたりでつながっています。中央ルートに比べ、上下ルートは敵兵が少ない印象。早めに進軍して竜を倒し、中央に合流、モーヴらを叩く感じになりそうです。
中央は戦闘が激しそうなので、エース級ユニットを固めています。上下もそれぞれ近接・遠距離・回復担当のユニットをバランスよく配置。
さっそく開始!
まずはリュールちゃんで中立ユニットのザフィーアを仲間に…
…あれ、行けない?
もしかして段差になってる…?
うわーー失敗した!遠回りしなきゃいけないんだ!時間戻させてー!!無理
前線に出ないと無意味なルイはとにかく先へ行かせないと…!リュールと共に下チームに合流させます。飛行ユニットのため段差を超えられるアイビーさんは、ザフィーアさんの近くへ。ほっとくとすぐ死にそうな気がするので。中立ユニット絶対信用しないマン
ブシュロンは…すまない、火炎砲台を頼んだ…。いぶし銀エースなのにゴメンよ~!
しかも後から冷静に考えたら、ここは飛行ユニットに任せたほうが圧倒的にスマートな場面でした。この後ブシュロンは火炎砲台シューティングを一通り楽しんだ後、最前線までマラソンする羽目になるのであった…。
下チーム、火炎砲台はゼルコバに任せ、フォガート、クロエ、フランで進軍。火力に欠ける印象ですが、フォガートはキラーボウで必殺引く率が高いので信用しています。運ゲーに頼るのは悪い傾向
いざというときはフランも戦えるので、まあなんとかなるでしょう。アーマー対策としてはクロエに炎の槍を持たせています。モーヴのおさがりです。
まずは手前の槍兵を倒していき、次のターン、クロエさんで訪問。
するとお土産付き異形兵×1、異形兵×2が民家から出てくる。
ちょっと!なにそれ!罠じゃん!!
ことごとく予定が狂うなぁ〜。
ちょうどルイが近くまで来ていたので、フォガート、ルイで敵を処理。一匹残るのはしかたない。
リュールはとにかくアイビーさんのもとに走らせます。
中央ルート。アイビーさんいまだ単独…!まだザフィーアさんは仲間にできないので、ブシュロンの火炎砲台でダメージを入れつつ、アイビーさんはチクチク敵を減らします。
敵ターンでモーヴがワープを使い、敵を移動させてきます。アイビーさんが狙われまくり。死にはしないけど結構痛い…。早くみんなを合流させないとマズいな。
体力が危険なアイビーさんを少しさげ、ちょっと休憩しつつ仲間を待ちます。
次のターンでようやくリュールちゃんとルイ到着。
ザフィーアさんを仲間に。これで多少は体勢を持ち直せそう。
今回アイビーさんにカムイをつけているので、竜脈で壁を作って少しずつモーヴに向けて進軍するか…。
竜脈(癒)!
竜脈(癒)!?!?
傷が癒やされそうな緑色の霧が フワァ… と広がっていく。
か、壁が作れない……!(泣)
カムイの竜脈は戦闘タイプによって違います。失念していました…。しかも竜脈(癒)は即効性があるわけではなく、竜脈マスに止まったユニットが次のターン10回復するという微妙な性能。本当に応急処置程度。チェインガード使ったモンクの回復ができるくらい。
ヤバい…。この章、やることやること全部裏目に出てるぞ…!
結局壁が張れなかったせいで、下ルートのフランちゃんに救援に来てもらいました。リブロ―でアイビーさんの回復。なんて下手くそな進軍なんだ…。
火炎砲台も不要になってきたので、ブシュロンも砲台から中央ルートにマラソンさせています。
気を取り直して、上ルート。
ユナカちゃんに火炎砲台を任せ、ディアマンド、スタルーク、オルテンシアで進軍。竜の範囲が怖くてちょっとずつ進軍。訪問は下ルートで痛い目を見たので無視。おそらく異形兵はお土産をもっているので、パワーアップアイテムが欲しくて戦力に余裕のある人は訪問してもいいかも。オススメはしない。
スタルークにエイリークをつけているので、魔獣を倒してもらいます。…しかし確定2発。思ってたより火力なかった…。仕方なくエンゲージ技を繰り出します。
その後剣士がワヤワヤやってきますが、このメンバーで接近戦でバリバリ戦えるの、当然ながらディアマンドしかいないんですよね…。オルテンシアだけはなんとか被弾させないよう、慎重に進めていきます。
上ルートだけ最初はそんなに敵がいなかったので、戦力を控えめしていましたが、完全に失敗でした。
3ルートとも敵兵の猛攻をなんとかしのぎ、少し落ち着いてきました。
フランを左通路から中央に合流させ、下ルートはクロエさんとフォガードの二人で頑張ってもらいます。今思えばみんなすぐ中央に合流させたほうが好かったんですけど。
まあ、今回モーヴは動かないからまだ余裕。ここで足並みを揃えて………
って動くようになってる!!
どうして!なんで黙ってたの!?
いきなりピンチの予感。HPが満タンでないユニットもチラホラ。リザーブほしい……ワープも……リカバーも……辛い……辛いよ……。
竜脈で壁を作れないのがとにかくキツい。なんだよ竜脈(癒)って…。
モーヴはマロンを近くに召喚。結局またモーヴとマロン、同時に攻略か…。
マロンの近くに待機していた敵兵たちも一斉にモーヴの近くへ。
マップ上と中央をつなぐ通路の前にディアマンドを立たせ、中央はひとまず全体を下げ、フラン、ブシュロンの合流を待ちます。
モーヴ、ディアマンドと交戦。モーヴはミカヤのエンゲージ武器シャインを装備しているので、ディアマンドには少し荷が重い。
さらに右から斧騎馬✕2が近づいてきている状況。
一度ディアマンド、スタルーク、オルテンシアを下げ、ユナカ&リンに残像で壁を張ってもらいます。
本当に僅かな一時しのぎ…!
上チームがなんとか持ちこたえているところで、ナイトキラー持ちのルイを上に送り込む。斧騎馬2体の処理はなんとかできた!魔防の低いルイですが、1ターンなら耐えてくれることを確認。このまま対モーヴ要員として粘ってもらいます。
モーヴの体力を少しずつ削り、オルテンシアの攻撃でゲージを一つ破壊することに成功。
モーヴが動けばマロンも動く。
マロンはモーヴを追って上側へ行こうとしますが、移動力の問題で遅れ気味。ここでなんとか分断しないと、勝ち目が薄くなる可能性すらあり得る…!
上と中央をつなぐ通路に再びディアマンドを設置すると、斧騎馬が詰まり気味に。
この状態でマロンの範囲に中央チームの誰かを置けば、マロンは中央のユニットに攻撃を仕掛けるはず…!
とにかくマロンを中央チームで抑え、モーヴは完全に上チームに任せる!上チームの比重が重すぎる!でもこれしかない!
ディアマンドが壁やってる間にも、上チームはモーヴと死闘中。他に敵はいないけど、モーヴの体力を削り切るのが難しい。
残りゲージ1になると、モーヴがミカヤを暴走状態にさせてきます。ここで近くにいたルイを攻撃してくる。
なんとか一撃、耐えてくれれば…と思っていのですが…
驚異の火力43。おかしい。さっきまでと全然違う。
確認すると、モーヴの武器は……セイニー……
……説明なんて見なくてもわかる。
セイニ―…ミカヤの初期装備。魔法版レイピア。
つまり、重装・騎馬特効。
あぁ……ルイっ…… !!
カジュアルモードだから、この章でルイがやられてもロストするわけじゃない。
すでに章の終盤。今更ルイを失ったところで戦力に大きな穴が出るわけでもない。ゲームオーバーにもならない。
だから時を戻すまでもない。
……結局、ルイがいないまま、残ったメンバーHPを削り、最後はディアマンド&リーフのテトラトリックでゴリ押し撃破。
中央ルート、マロン。苦戦するも、ルキナやアイクのエンゲージ武器の重装特効を駆使して被害無しで撃破。
19章終わり。
ルイがいない盤面は、とても寂しかった。もう二度とこんなクソ采配にならないよう、気を引き締めなくては。なんとも後味の悪い勝利となってしまった。気持ち的には完全に負けでした。
クリア後、ロイとミカヤの指輪を奪還。次はいよいよイルシオン城です。
ソラネル
最近のFEは比較的高齢キャラが控えめだったので、今作では ヴァンドレ、リンデン、ザフィーアとベテラン戦士が多くて良いですね。
特にリンデルさんは、敵から会話で仲間にできるキャラということで、かつてのFEらしさを感じます。
ヴァンドレと支援があるということで、さっそく二人を食事に誘ってみたのですが…。
エルサンダーで二度焼きじゃ!?突然のパワーワード、どうかお許しいただきたい。
なんか、トロン持ってたのも納得できる一言である。あと、顔がドン引きしてて面白い。
さらにリュールちゃんとの支援会話。
リンデルは「1000年も眠り続けていた神竜の体を調べれば、不眠に悩む人たちの助けになるかもしれない!」などと唆し、リュールちゃんに実験への協力を求めるのであった…。
ひえ……マッドサイエンティストじゃん…。
そういえば風花雪月にも主人公を人体実験の材料にしようとしてた紋章大好きおじさんがいましたねぇ…。
リンデルの本性を暴いたところで本日はこれまで…。