てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

日常3

テレビで連日報道されているように、大寒波が遊びに来ている。
この東北の田舎町にもだ。

朝から晩まで吹雪いては時折薄日が射し、そしてまた吹雪く。
夜中も風がビュービュー吹く。
場所や風向きにもよるが、足跡が一時間後にはすっかり消えているくらいには積もる。
なかなかすごい積雪。

雪質はサラサラとした、いわゆるパウダースノー。降る雪もかなり小さな粒子ほど。
雪を見たことがない人がみたらホコリが舞ってるのかと間違えるだろうなぁと思うような雪。
歩くとコロコロ丸いダマになった。おまえらは小麦粉か。

スキーやスノボーを嗜んでいる人には嬉しい雪だが、こういったサラサラした雪は歩きづらくて少し苦手だ。




おいしい卵焼き(と豚肉のから揚げ)のはなし


毎年、年末になるとおいしい卵焼きが送られてくる。
厚みが5㎝くらいあって、10×20㎝くらいの、卵焼き専用鍋で焼いた形そのまんまのものを好みの大きさに切って食べる。
適度に空気が含まれてて、甘くてジューシーな卵焼き。
これが年末の楽しみ。
かまぼこや伊達巻なんかはお正月の料理でも気軽につまめるおかずだけど、うちではそれに加えてこのおいしい卵焼きも箸休め的に大活躍する。

このおいしい卵焼きは、表面がよく焼けていてしっかりしている。
噛むとなんだかプリっとして、口の中でたまご味がじゅわっと広がる。
甘いけれど、うまみを引き立てるような甘さでくどくない。しっかりおいしい。

売り物の卵焼きって、おうちの卵焼きとは全然違う。
それぞれに良さがあるけど、年末年始の特別感にばっちり合うのはやっぱりこのおいしい卵焼きだ。



学生時代、お母さんが作ってくれていたお弁当の卵焼きにはよく海苔が一緒に巻いてあった。あれもおいしかったが、やはり家庭のおいしさだ。
それに、お母さんが作る料理はいつも調味料は目分量だから、これといって決まった味ではなかった気がする。


お弁当の中で何がおいしかったかと聞かれると、姉も私もまず豚肉のから揚げを挙げる。
我が家ではポークチップと呼んでいるものだ。
豚もも肉の薄切りを揚げるものだが、よく見かけるレシピでは豚のこま切れ肉を使っているものが多いかもしれない。
味付けは鳥のから揚げ同様、しょうゆ、酒、砂糖、にんにくとショウガのすりおろしなんかを混ぜた調味液に付け込む。
揚げるときは片栗粉をまぶす。私は小麦粉と片栗粉を少し混ぜてやる。

料理過程を見れば見るほど、ただの豚のから揚げなんだけど、豚肉と鶏肉では驚くほど味が違う。当たり前といえば当たり前。
鳥のから揚げもおいしいし大好きだが、どちらかというとポークチップのほうがごちそう感、特別感がある分おいしく感じる気がする。


卵焼きの話から大好きだったお弁当のおかずのはなしに飛躍してしまった。
お弁当を作ってもらっていた中高生の頃こそ、お弁当に特別思い入れはなかったが、大学生になって一人暮らしを始め自炊をやり始めると、妙にお弁当が恋しくなった。
自分でも何度か作ってみたが、お弁当箱という小さな器にどんなおかずを詰め込もうか考えるのは本当に楽しかった。
いずれまた一人暮らししたいなぁ…。

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