今週のお題「赤いもの」
リンゴの季節になりましたね。
リンゴの木の近くを通ると、遠目に見ても赤い実がたわわになっているのが分かってとてもかわいらしいです。
リンゴといって普通に想像するのは実の大きいリンゴですが、姫りんごのような小さいな実のリンゴも魅力的ですね。おやつとして2、3個食べるとちょうどいいサイズ感ですし。丸かじりするのに躊躇しなくていいし。
先日 産直施設に行ったときに「リンゴまつりでもやってんのか」ってくらいいろんな種類のリンゴが売っていたのですが、その中に姫りんごもありました。
正確な品種は『アルプス乙女』。
大きさは姫りんごと同じくらいの小ぶりなリンゴです。
帰ってすぐにかぶりついてみたのですが……
うーん、ちょっとモサモサしてる…。
物が良くなかったのか、味は決して悪くないのですが食感がイマイチ。
この感じだと家族のだれも手をつけず、放置されて腐ってしまいかねない。
ということで、悪くなる前に全部煮てしまうことにしました。
アルプス乙女のコンポートをつくることにした
リンゴを加工しようと思ったら、とりあえず煮ることを考えますよね。
ジャムやらなにやらにしてしまえばなんとなく安心できるというもの。
今回はアルプス乙女ちゃんを丸々煮ることにより、かわいらしさとおいしさを両立したものを練成しようということになりました。
一応使った材料を挙げておきます。
・リンゴ
・レモン(国産)
・パルスイート(たぶんダイエッターの味方)
・甘めの赤ワイン
・レモン汁
これだけ。量はすべて雰囲気です。お好みの分量使いましょう(適当)
まずはリンゴをきれいにするところから。
表面に微妙に汚れがついていたので、濡らしたキッチンペーパーでよく拭きました。
色が冴えてとてもきれいです。
皮をむいてしまうレシピもありますが、面倒くさかったし、この量を皮むきすると確実に時間がかかってしまうので、私は皮をむかずに煮ることにしました。
とはいえ、リンゴのお尻の部分のモショモショしたもの…花のなごり?みたいな部分は、絶対に食感と見た目を悪くするはず。
そこだけくりぬく様にして処理しました。
お尻をホリホリしたリンゴたちがこちら。
みんな丸見えになったお尻を見せるのが恥ずかしいからか、お尻を隠しています(嘘
ヘタは残っていた方がサクランボみたいでかわいいのでそのままです。
今回、たまたま熊本県産レモンがあったので、一緒に煮ることにしました。
レモンは輪切りに。
リンゴとレモンの下準備ができたら だんだん煮る準備を始めます。
お鍋にイイ感じにリンゴとレモンを並べます。
リンゴの皮を向いた場合、一緒に向いた皮を入れて煮るとリンゴに赤い色がつくみたいですよ
お鍋にリンゴとレモンが並んだら、砂糖…今回はパルスイートを大きいスプーンで2杯ふりかけ、赤ワインを400mLくらい入れます。
レモンの輪切りだけではなんとなく心許なかったので、なんとなくレモン汁を60mLくらい入れてみました。正直そんなに入れなくても良かったかも。
お鍋の中がこのように大変かわいらしくなっていれば大成功です。
あとは煮るだけ。
このお鍋をグツグツ煮ていくわけですが…
まずは沸騰させます。
沸騰したら弱火にします。
あとは落し蓋をしてゆっくりじっくり煮るだけ。
途中味と甘さを見るために少し汁を舐めてみましたが、よくわかりませんでした。
いつも思うんですが、果物煮てるときの味見ってなんであんなに美味しくないんでしょうね。そもそも美味しくできてないからでしょうか…あ、その可能性あるな
味を見てなんとなく甘さをもう少し欲しかったので、パルスイートもう1スプーン追加。
たまに様子を見ながら煮ること約2時間。
目を離していたら急に甘い香りが部屋に立ち込め、慌ててお鍋を見たらいい感じに煮詰まってました。急すぎて驚き。油断大敵。
できたものがこちら。
あらあらおいしそうな梅干し♡…ではありません。リンゴです。
そこ!おいしくなさそうとか言わない!!
粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
よく冷やしてからいただきます。
いざ実食
まずはヨーグルトにのせて。
色いじってるので見た目はだいぶマシになってますね。
どうです?おいしそうでしょう??
さっそくたべてみたところ、甘さがヨーグルトに合ってます。結構美味しいです。
が、皮が微妙に厚くて食感は悪いです。やっぱり皮は剥くべきかも。
ワインをたっぷり入れたので、ちょっと渋み?があります。苦手な人は白ワインを控えめに入れるなどの工夫が必要そうです。その場合は砂糖水で煮るような感じになるんだろうか…う〜ん、よくわからん
甘くて果実味もしっかりあるし、ワインの風味もあるのでチーズと一緒に食べてもよさそうですね!
いきあたりばっかりというか、あまり深く考えずにリンゴを煮ましたが、思いの外美味しくできました。見た目はそんなに可愛くできませんでしたが…
せっかく小さくてかわいいリンゴなので、ビジュアルにもこだわりたいところ。
シナモンシュガーかけて焼きリンゴっていうのも良かったかもしれませんね。
今回煮るときシナモン入れるかめちゃくちゃ悩んだんですが、まあそもそもよくわかんないで作ってるのに香辛料入れるのは得策ではないよね、ということでシンプルにつくりました。
シナモン入れるとサングリアっぽい味になりそうな気もしますね。
書きながら思ったのですが、ダークラムで煮るのも良かったかも…レモン入れずにシナモンとラムで…レーズンなんかも入れたらいいのでは……………………?
まだまだリンゴのシーズンは終わっていない!!
てれひこ大佐の次回作にご期待ください!!!!(そんなものはない)