てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

【日常40】始まらないやる気と神々の怠慢(かつて遊びたかったゲームの話をする)

 

前回に続いて『やる気』が消滅した状態の続いている私です。

ちなみに今回の記事のタイトルはバテン・カイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子』を パクって 参考にしています。

バテンカイトスⅡはソフトこそ買ったものの、無印とは全く別物の戦闘システムになってしまったのと、やっててだんだん怠くなってきたのとで結局クリアに至りませんでした。それでも内容は気になったのでプレイ動画は見て大まかなシナリオは把握したような感じです。

ゲームキューブで発売されたソフトって、知名度やプレイした人は少ないけど名作が多い印象があります。

 というわけで、GCで発売されていたあるゲームの体験版の話をさせてくれ。

 

 

GCが全盛期だった当時、本当にゲームばっかりやっていて、とにかくいろんなゲームで遊んだ。ゲーム雑誌ニンテンドードリームは毎回欠かさず購読し、持ってないゲームの攻略記事も食い入るように読んだものだ。

 

 

ニンテンドードリーム』いわゆるニンドリのおまけはかなり豪華だ。最近もアンダーテールのBGMが収録されたCDで話題になっていたが、ニンドリの付録のすごさは今に始まったことではない。

 

まさに10年ほど前の話になると思うのだが、ゲームの体験版が付録で付いていたことがあった。ゲームの体験版ほど子供にとってうれしい付録はない。しかもニンドリにしか付いていない非売品。

なんのゲームだったかというと、『RUNE2 コルテンの鍵の秘密』だ。

私の中の認識では、RUNEシリーズはマイナーもマイナーだったと思う。周りの友達でRUNEの話をしていた子なんて誰もいなかったし、そもそも前作の『RUNE』というゲームのこともちっとも知らなかった。

ニンドリ内では『RUNE』というタイトルを盛り上げようと様々な企画を掲載していたのを覚えている。

 

RUNEとはフロム・ソフトウェアから発売されたゲームで、モンスターの力を封じたカードを駆使して戦うアクションゲームだ。

カードの力を使って戦うため、主人公がパンチやキック、ジャンプなどのアクションをすることはない。

 ゲームのシステムに関して説明するのは難しいので詳しくは省略するが、武器のように使えるカード、モンスターを償還するカード、主人公がモンスターに変身できるカードなど、いくつかのタイプのカードを駆使して戦う。カードに封じられているモンスターごとに能力が違うため、ステージごとに有効なカードを入れたデッキを組むことが大切だ。武器型なら攻撃発生までの時間やリーチ、変身型なら飛行やジャンプなどの能力が変わってくる。飛び地があるステージなら飛行の能力をもつキャラを入れたり、有効な属性のモンスターを入れたりする必要がある。

 

 当時小学生だった私は、興味のあるゲームはたくさんあったものの当然全部を購入することなんかできなかった。

そのため『RUNE2』も体験版しかできなかったのだが、この体験版がとっても楽しかった。「製品版買ってたらドハマりしてただろう」ということが今なら容易に想像できる。

 

体験版は最序盤のステージを3つくらい遊ばせてくれる内容で、使えるカードも製品版の序盤のものより豪華で強いものが入っていたり、少ないステージ数でもRUNE2の魅力が伝わるような内容になっていた…と思う。まあそのおかげて(製品版買ってもうまくクリアできないかも…)と心配になってしまい購入に至らなかったのだが…

主人公自身は攻撃できないことカードによってリーチや攻撃方法が違うこと、まだまだガキだった私はカードの特性がなかなか理解できず、最初のステージをクリアするのにも苦労したものだ。

何度もプレイして慣れてくると強いカードや相性なんかもわかるようになり、普通に武器を振るうかのようにカードで戦うことができるようになる子供にはちょっと難しめなのはやっぱりフロムだからなのか…それは不明だが

 

また、敵モンスターをキャプチャーすることで自分の物にできる「ポケモン」的要素もあり、ショップで買えないカードのモンスターを捕まえて、どんな能力を発揮するのかを見るのが楽しかった。見たことのないモンスターは片っ端から捕まえた。だが体験版である

BGMもよく覚えている。それほどよくやり込んだ。だが体験版である

 

 

制作会社やタイトルの正式名称を調べた以外はほぼソラで書いてきたが、やっぱりかなり印象の強いゲームだったなと思う。やっぱり当時遊んでおくべきだった…。

GCにはそんなゲームが多い。多すぎる。やっておけばよかったゲームばっかりだ。

今ではゲームへの情熱はほぼなくなってしまっていて、好きなシリーズをとりあえず買って遊ぶとか、その程度になってしまった。少し寂しいとは思う。

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