最近なんだかもやもやしていたのでブログをさぼりまくりました。
とはいっても、そろそろ何か書かないとアクセスしてくださってる方に申し訳ない。
それに書きたいことがないわけではないんだよなぁ…PCに向かう元気がないだけで…。
ということで何とか書いてみることにしたのである。取り急ぎ書いたので誤字脱字内容の薄さは許してね
先日ちょっとだけお出かけしたのですが、その際の移動時間が暇すぎて暇だったので、なんとなく持ってきたウォークマンの中の音楽を漁っていました。そこで見つけたのがラヴェルのピアノ版『マ・メール・ロワ』。
この曲は以前オーケストラのコンサートで聴いたことがあったんですが、全体的な印象としてはなんだか柔らかくてホワホワしていたような感じがして、ちょっぴり不思議な感じのする曲だったと記憶していました。途中急に中華になるところも印象深い
オーケストラを聴いたときはとくに予習せず聞いたので、聴きどころが難しく感じていました。
せっかくウォークマンにピアノ版入ってるし、暇だし、軽い気持ちで聴いてみました。
ピアノ版はシンプル故に骨格がしっかりしているように思います。もともと子供向けに作られた曲だという話は聞いたことがあったので、そんな理由もあってよりシンプルで音が少なく思えたのかもしれません。
しかし、第2曲からは普通にがっつり作られているような…いったい対象年齢はいくつくらいを想定しているのでしょうね…第5曲の最後、大団円的な高まりをみせる部分は、ピアノ版でももちろん壮大に盛り上がります。こんなもん子供が弾けるか!!
ラヴェルはピアノで作曲後、オーケストレーションをするというパターンが多いみたいなのですが、『マ・メール・ロワ』に関しても同様です。
個人的な印象としては、
シンプルでストーリーがはっきりしていて線画〜水彩画の絵本のように感じられるピアノ版。対して、超美麗グラフィック実写化長編映画的に重厚な物語を綴るオーケストラ版。
といった感じ。
もちろんどちらも素敵なのですが、『マ・メール・ロワ』を聴くときはまずピアノ版を聴いてからのほうがわかりやすいように思いました。
余談。マ・メール・ロワというのはマザーグースという意味のフランス語。内容的にも「眠れる森の美女」や「美女と野獣」といったなじみのあるタイトルがつけられています。「美女と野獣の対話」では『ジムノペディ』のようなワルツのリズムがとられている部分があるのですが、解説では「サティ風」とか、「サティの影響を受けた」とか書かれている場合がある。興奮した
本当なら動画でもぺぺっと貼ってあればわかりやすいのですが、動画を探して貼るまでのやる気はわかなかったので本日はここで終了です。
ちなみに今回の記事で言いたかったのは「ピアノ版は絵本っぽくてオケ版は映画っぽい」でした。
次回はもうちょっと頑張って書きたいですね…。たぶん次もピアノ関係の記事になると思います。