美術品や絵画にはあまり興味がない。
唯一好きと言える芸術家はサルバドール・ダリくらい。
美術品というのはなんだか見方がわからないのだ。
「このモチーフは~~を意味している」とか言われても、「え~ほんと~?それって本人が本当にそう言ってたの~?」なんて思うくらいには理解力がない。
その程度の私なのだが、たまたまある絵を見たときに「あ、すごいなぁ」って思うことができた。
J.トレンツ.リャド という方の作品だった。
上の作品は『ジヴェルニーの若枝』という作品。
現在世に出回っているリャドの作品のほとんどはシルクスクリーンという版画の技法で刷られた絵のようだ。
私が見かけたのは『ジヴェルニーの薔薇』という作品だった。
『ジヴェルニーの薔薇』は、青~青紫色の囲い(?)の中に、赤い薔薇や草木が生い茂っている様子が描写されている作品。
なんというか、緩急の付け方がとてもきれいだと思った。
薔薇や草木がとても繊細な感じがして、遠めに見ると、草花だけが生きたまま透明な樹脂で固められてそこに置かれているような、そんな気さえした。
よくよくみるとかなり荒々しい感じで描かれているように見えるのに、少し離れてみるととても繊細でものすごく巧妙に作られているように感じられて、印象がガラッと変わる。とても不思議な感じがする。
平面的な壁を突き破るように、飛び出してくるかのように描かれている風景が、見ているこっちも引きずり込まれるような気がした。
絵画に疎い私が何をいっても、なんの説得力もないが、リャドの作品には引き込まれるものがあった。
色遣いがいいのか、タッチがいいのか、構図が好きなのか。
自分でもよくわからないが、とりあえず、私はリャドの作品が好きなんだと思う。
ホント、すっごい素敵な絵をたくさん知れたのですが、うまく紹介できないですね。
興味を持ってくださった方がいらっしゃったらぜひ調べてみてください。
版画だし、お金貯めたら一枚くらいは買えるかな…なんて思うほどには、トレンツ・リャドの絵に惹かれました。見れば見るほど引き込まれていく気がして、ひたすら「おもしろいなぁ」って思ってました。冊子に掲載されていたのを見ただけなので、いつか原画とか見てみたいですね。
今回 絵画のアフィリエイトリンクの画像をサムネイルとして使用していますが、何かしら問題があるようなら削除しようと思います。詳しい方いらしたらぜひ一言いただけると嬉しいです。…ざっと調べた限りでは商品としての画像なら問題ないようでしたが…。