てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

梅干し職人への道 2年目 ―梅購入そして塩漬けへ―

 

今年もやってきました、梅の時期が。

去年初めて行った梅干しづくりの楽しさが忘れられず、今年も梅を買ってきました。

 

最近楽しいことがあんまりないので、梅を漬けることで人生に楽しさを見出していこうと思います。

 

去年の私がきっちり記録を残しておいてくれたので、今年の私は記憶と記録を元に梅を漬けていきますよ。

 

 

さて梅を漬けると決まったら、まずやるべきは梅を買うこと。

 

 

じゃーん。

 

 

今年はちゃんと黄色く熟した梅を買いましたー!というか、スーパーにいったら黄色いのしかなかった。

とはいえ、まだちょっと緑色が残っているものもあるので、少し追熟します。

去年と同様に、段ボール箱に新聞紙を敷き、その上に梅を転がします。

 

 

赤い部分と青い部分の差がありすぎるー。袋の中で梅がくっついていたところは赤いのかな?

 

しかし、去年も1kgの梅を買ったと思うんですが、粒の大きさとか個数とか、微妙に違う気がしますね。色の割に香りがあまり強くない気もする。梅の種類が違うのかなー。

でも買う梅は合っている!なぜなら梅売り場に置いてあった梅レシピ指南書にそう書いてあったから。

 


今年は和歌山県のJAの梅指南書(大げさ)を参考に梅干しを作るのだー。

このレシピ集、意外と丁寧で頼りになる。レシピに合わせた梅の選び方から、梅シロップや梅ジャムの作り方、梅干しづくりの方法はなんと2通り書いてある。従来の「容器に梅を敷き詰めて重しをするタイプ」の作り方と「ジップ付袋に入れて簡単に漬けるタイプ」の作り方。去年の私の作り方は後者に近い感じでしたね。レシピ集は大切にとっておこうと思います。

私は今年もハイブリットで行きますよ。

 

 

追熟を始めて3日目。

 

なんとなく緑色はなくなったかな?肉眼だとうっすら緑っぽい感じもありましたが、まあ良しとして塩漬けの過程へと入ります。

この時点でいい香りはするものの、やはり去年より強く香らない気がする。天候や気温もあるかもしれませんね。去年は晴れ間続きの暑い中追熟したけど、今年は曇天続きで、おそらく20~25℃前後の涼しめな環境での追熟でした。

 

 

追熟が終わったらまず梅の実をきれいにする。

ボウルに梅を転がして、水をじゃばーっとかける。浸すようにして洗う。

そのあとは水けをとりながらヘタとり。手ぬぐいで梅を優しく拭いて、竹串を使ってヘタをちょちょっと取る。地道だけど楽しい。

 

作業中、赤く熟したすももを食べたりした。梅の香りがあまりにもいいので食べたくなっちゃった。とっても甘いが、種の周りは酸っぱい。

 

 

で、ヘタとりが終わったら今度は35度以上の焼酎で消毒。うちには都合の良い焼酎がなかったので、去年同様テキーラで消毒する。

キッチンペーパーにテキーラを浸み込ませ、梅の実の汚れを取りつつ1個1個拭いていく。この作業が一番時間が掛かったかも。でもたぶん、大切なところ。

 

 

梅の実が全部きれいになった。

 

 

ここからついに梅漬け作業へとりかかります。今年も塩分18%で行きますよ。

塩180g、砂糖20gをポリ袋に入れて混ぜ、すでに梅が待機するポリ袋に投入。

梅に塩と砂糖がまとわりつくように軽く捏ねくりまわし、袋ごと大きめのタッパーに入れて準備完了。

最初は縦長の容器に入れようと思ったけど、うまく重しができなかったので、結局去年と同じ容器にした。

袋の口を軽く結んで梅酢がこぼれないようにしたら、500mlのペットボトルを2本のっけて重しにする。

これで梅漬けまでの処理完了。

 




ここからは梅酢が上がるまでの間、静かにじっくり梅を観察していきます。

 

次回へ続く。

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