てれひこ屋

日記&雑記帳。日常で感じたこと、好きなゲームのこと、いいと思った音楽のこと、自分のことを入れて煮詰めるための坩堝です。

Mainstream MV2000万再生にBESTYとビファの絆を見た話【BE:FIRST】

 

ラカンBESTYを家族に持つアラサーの私感。

これはボーイズグループにあまり強い興味のない、ほぼ外野の私が感じたことをツラツラ書いている記事です。かなり熱量低めのジメっとしたテンションで書いているので、それが許せる方はお読みください。悪いことは書いていませんが一応注意だけ…。

BMSGフェスのこととかはめちゃくちゃ元気に書いてたけど、この一連の出来事を通して改めて自分を鑑みると基本このテンションなんだわ……BE:FIRSTメンバーのことはもちろん好きだし、彼らが一層活躍し、この世界で輝いていてくれることを望んでいるのは確かですので、どうかお手柔らかに。

 

 

9月29日、ミュージックステーションにBE:FIRST初出演&Mainsteamテレビ初パフォーマンスということで、BESTYさんおよびBMSG界隈は非常に大きく盛り上がっていました。

 

このMステ放送の1週間ほど前から、BESTYさんたちの間ではある活動が行われていました。

放送に合わせて、MainstreamのMV2,000万再生をビファたちにプレゼントしようというキャンペーン。これを自発的に展開していました。Twitter(現X)を通じてBESTYさんたちが日夜活動に勤しんでいたのを、私はほとんど外野の気分で見ていました。

 

2000万再生というのは、多少頑張ればMステ放送までに間に合うのを計算して設定された目標のようでした。放送に間に合えば番組内で数字を出してもらえるかもしれないと、BESTYさんたちはそれはもう一生懸命頑張っていましたね。

BESTY母もその活動を知ってからというもの、暇を見ては細々とMVを見ていました。そんな推し活を少しでも手伝ってあげようと、この期間中、私もほんのわずかな回数ではありますがMVを視聴していました。

MainstreamのMVはかなり見ごたえがあります。めちゃくちゃカッコいいんだこれが。私はソウタくんのソロパートからリョウキくんが車の上に飛び乗るまでのシーンがとても好きです。あそこのソウタくんの不敵な笑みがカッコよすぎるんだわ

そんなわけで、ちょいちょいみるくらいなら特に苦痛にもならず、音楽聴きがてらMVを再生するというのは普通にやれていました。

 

 

しかしながら、こういった視聴回数の目標を定めて達成するために、みんながせーので一斉に頑張るという熱と気合の入ったイベント。正直私にとってはよくわからないものでした。

いくら良い作品だといっても、数字稼ぎは虚飾のように感じられたんです。これについては他のグループでも同じことは当然やっているのでしょうし、ファンが愛ゆえに自発的にやっていることなら、それは悪くないとも思いました。ただこの応援活動が健全であればいいとだけ思っていました。

また、仮に2000万回再生を達成したとして、番組内で数字を出してもらえる保証はどこにもありませんでした。放送当日に達成したとして、すでに番組の編集は済んでいるでしょうし、あるとすればMCなどの当日その場で変更できるところでの紹介に限られることが予想できます。

 

……それでも頑張れるんだ。と思いました。

いや、かなり嫌な言い方をすれば、「そんな無意味かもしれないことでも頑張れるんだ」というのが、私の素直な感想でした。

今までこのような活動に鉢合わせたことがなく、特定のグループやアーティストをここまで応援しようと思ったことのなかった私にとっては、本当に未知の領域でした。

 

 

2000万再生。この絶対的な意味を持つわけではない数字も、この一連の活動に対する私の熱量の低さに拍車をかけていたと思います。

Mステ放送まであと2、3日ほどになった頃、ふと2000万回再生されている動画って他にどういうものがあるのか気になって、youtubeの急上昇などの欄にざっと目を通していました。

目についたのはJO1の『venus』のMVでした。

当時投稿されてから1週間前後の動画だったでしょうか。すでに2000万回再生を突破する寸前まで来ていました。一方、Mainstreamは投稿2週間で今やっと2000万回再生が手に届きそうなところに来ているといったところ。

 

この状況を見て、果たしてこの2000万再生にこだわることに意味はあるのか?心の底からそう思いました。

純粋にファンの数とかデビューしてからの年数とか知名度とか、いろんな要素要因があるのはもちろん理解しています。そのグループ内での歴代の楽曲の評価や再生数、伸び率と比べての良し悪しもあるでしょう。

ですが、何も知らない全くの部外者が数字を見たときには、2000万というのはあまりにも無意味な数字なのではないか、と思わずにはいられなかったんです。これを単純な通過点として軽々と越えてくるグループやアーティストはごまんといて、ただただMステ初出演を口実に内輪で盛り上がってるだけじゃないか、と思ったわけです。

 

 

……まあ、Mステ放送後すぐに、私のこの陰湿で陰険な思考こそが無意味なものだったと思い知らされるわけですが…。

 

 

さて、迎えた9月29日当日。Mainstream MVの再生数はMステ放送開始時刻とほぼ同時に2000万回再生を突破しました。

BE:FIRSTのパフォーマンス『Bye-Good-Bye』、ディズニー作品アラジンより『フレンド・ライク・ミー』、そして『Mainstream』はどれも素晴らしく、非常に華々しいMステ初出演となりました。私も無駄に緊張しながらビファのパフォーマンスを見ていましたが、この子たちはもう本当にプロであり、一人前のアーティストなんだなと実感しました。『フレンド・ライク・ミー』は予想してたのの50倍くらい良くてホントすごかったですね

MV2000万回再生については特に触れられることはなかったように記憶しています。2000万再生自体は喜ばしいことですが、やはり内輪にとってだけなんだろうか。という思考は私の中にずっとありました。

 

 

Mステ放送後は情報収集のためTwitterに張り付いていました。BESTYさんらのツイートによると、あの後すぐインスタライブがあったようで。

 

その内容を聞いて私は衝撃を受けましたね。

BE:FIRSTのメンバーが「このタイミングで2000万回再生が達成されたことがパフォーマンスの力になった、ありがとう」と言うんです。

もちろんこの活動のことを具体的に大っぴらに言うわけではありませんが、放送が終わったすぐのタイミングで、あの言葉選びというのは、BESTYさんたちのキャンペーンを知っていたということで間違いないでしょう。

 

いや、めちゃくちゃ衝撃的でしたね

誰に褒められるわけでもなく、ただ内輪でお祭りして盛り上がってるだけだと思っていたのに、ちゃんと本人たちには届いていたんですよ。

これが「アーティストとファンの絆」なのかもしれないな、と。目には見えない強い繋がりをまざまざを見せつけられたといったところです。

インスタライブで彼らが発した心からの「ありがとう」という言葉がどれだけファンの喜びになったか、想像に難くありません。

 

生まれてこの方アイドルやボーイズグループといった類にハマったことがなく、周囲にも熱狂的なファンがいなかったため、このような関係性のことを知る機会はありませんでした。ですが、今回のことでまた少し知らない世界を垣間見ることができたように思います。

今までこういった応援するされるの関係はどこか上っ面だけで薄っぺらく、目には見えないもののように思っていましたが、全然そうではなかった。思っていたよりずっと人間的な熱のあるものだと感じました。

今回のことは本当に、本当に私にとっては衝撃的なことでした。

数字じゃなくて、もっと感情的な話でした。

 

 

ということで、Mainstream MV2000万回再生前後の出来事に対する私感でした。

いやー、これ本当にあの日からずっと書こうと思っていて、今日ようやく着手&仕上げることができたのでスッキリしました。書けて良かった。

 

この1ヶ月、フェスに行ったりなんだりでBMSG関連の記事ばかりになっていましたが、これでようやく一息つけそうです。

本当に、ありがとうございました。

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