最近心がシンドい感じだったので、なんとなく気に入っている川へ散歩に行ってきました。
風はあるもののよく晴れていたので、もしかしたら遊びに来ている親子とかたくさんいるのかなぁ…なんて思っていたらだれーもいなくて驚きました。安定の田舎クオリティ
雪で遊具が破損するのを防ぐため冬季期間は遊具を取り外して横にしておいたり、ベンチにシートを被せたりしてあるのですが、まだそのままになっているようでした。どうりで人がいないわけだ
こんなにいいお天気で、たんぽぽも元気に咲いているような陽気なのにお外遊びには少し早かったようです。
この日の川はエメラルドグリーンでした。しっかりした水量と流れでしたが、つがいの鴨が頑張って泳いでいました。
日が差していたからか川の色がとってもきれいで、しばらく眺めていました。風が吹くと川が一層波立って水音がするのですが、そういう小さな変化が刻々と起こるのを見て聞いてぼーっとしてるのはとても楽しかったです。そんなに透明度の高い川ではないのですが、晴れた日は素敵な色を見せてくれます。
水の色はなぜ青いか、という問いには二つの答えがあります。
- 水自体が青いから
- 空の青色を反射しているから
1の答えは合理的で隙のない答え、2はなんとなく詩的な答えに感じていましたが、どちらも正しくて、むしろこの二つの要素があるから水の色は青いんだなぁと今では思っています。いくら水が青くても、曇り空の下での川や海というのは暗く沈んだ色に見えます。そのものの色だけではどうにもならないことも世の中にはあるんですね。晴れ空の下、光をたくさん浴びた水は青くてとってもきれいなのに、灰色の空を映した水面は空とおなじ灰色です。
青い川を見るといつもそんなことを思います。